館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

三河工芸ガラス美術館 さび落とし

こんにちは。

 

監督さんが門塀の壁にある「三河工芸ガラス美術館」の文字を外してきてくれた。

塗装し直しをするためである。

これから門塀の塗装し直しを行う。38年ぶりのことだ。

 

先日までに門塀の高圧洗浄は終えている。

これから塗装に入るのだろうが、その前に文字看板を取り外す必要があるからだ。

当初は文字の塗り直しも予算に入っていたらしいが、多分、僕が塗ったほうが確実できれいだ。

 

塗装が劣化、はがれてところどころ錆も出ている。

 

文字は薄いブリキ板を切り抜き、はんだ付けして製作してある。 西尾市内にあった看板屋さん、D工芸さんに作ってもらったもので、とても丁寧に作られている。

 

なぜ僕がやると言ったかというと、うちにはサンドブラスターがあり、錆び取りが容易にできること。塗装は自動車部品の塗装を何度となくやってきたので慣れていること。

また、ペイント塗料ではなく、自動車用2液混合型ウレタン塗装ができること、などからだ。

 

サンドブラストで10文字を1時間半ほどで塗装はがしと錆び取り完了。ワイヤーブラシやサンドペーパーなどで塗装は剥がしやってたら1週間はかかるだろう。

 

塗装はがしを終えた文字。

 

錫メッキのブリキなので、長年風雨にさらされた割には錆は少なかった。

それでも塗装はがし後の肌は若干荒れている。

 

これを目立たないように塗装するには艶消し黒の梨地仕上げがいいと思う。

梨地仕上げは高級感もあるから看板にはうってつけだ。

 

長時間風雨に耐えられるよう、まずは必殺錆封じを吹く予定だ。