館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

花は短い

こんにちは。

 

大島桜はすでに散り始めている。花弁は心なししおれかかって見える。

それでも十分美しい。

暖かい陽気だし、ベンチでも出してゆっくり花見と行きたいところだけれど、今まで一度もできていない。

桜の下に立って花を見上げるだけだ。

花の命は短い。今年も花見は見送りだ。

 

外構の舗装が始まる前に門塀の塗装をしている。

吹付ではなく手塗だ。シーラーを塗ってから上塗り塗装を2回行う。

 

ご夫婦だろうか、息もぴったりで作業している。

お二人を見ていて僕たちの若かりし頃を思い出した。

僕たち夫婦もガラス工芸を始めたころは、二人で現場で取り付け作業などしたものだ。

 

ある現場では、ホテルの唯一の休業日に入って男女二つある大浴場の鏡の交換をしたっけ。

ホテルの女将が仮眠が取れるようにと気を利かして客室に布団を敷いてくださっていた。

 

結局、僕たちは休憩も取らず、徹夜で朝までかかってすべての鏡を交換して家路についた。

その足ですき家に寄って朝定食を食べたな。

その時のおいしさは今でも忘れられない。

 

そんな無理ができたのは若かったからだろう。

 

今じゃ、ムリだなぁ。(笑)