館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマ民家 LED化

こんにちは。

 

多分、一番初期に作ったジオラマの民家の照明をLEDに換える。

この頃はジオラマを作ろうなんて思ってもいなかったから内部の造作など考えもしなかった。

木の角材で作った電球ホルダーを取り外し、真鍮線でホルダーを作る。

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真鍮は配線を兼ねていて、1ミリ厚のアクリル板に取り付けた。ショートを避けるためだ。

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使ったのはチップLED。家が小さいので明るすぎないように小さめのLEDを使う。

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周りが明るいのでわかりにくいがこれでも十分明るい。

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この際建物内部も少し造作しようかしら。

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内亀裂補強

こんにちは。

 

前回修復した右クォーター内クラック。溶接でつなげたが、さらに補強するべく補強板を溶接する。

補強板は1ミリ厚の鉄板をL字型に曲げ、ジンクを塗装したもの。これを亀裂の裏側に溶接する。

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溶接法はスポット溶接。適当なチップが無いので銅棒を削って自作する。

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狭い場所の溶接なのでチップは小さなものを作る。

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チップをアームに取り付ける。

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スポットガンがうっかりクォーター内に触れてショート、溶け落ちないように絶縁のゴム板を貼る。

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クランプで先ほどの補強板を裏側に留める。紙テープはクランプするまでの仮止めだ。溶接時にはもちろん外す。

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溶接する。

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複数個所溶接。

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裏側。

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錆止めのジンクを吹く。

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もちろん裏も。

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あとはシーラーを塗っておく。

 

ここまでやれば完璧だ。

タイムトンネル万華鏡

こんにちは。

 

タイムトンネルという映画があった。

いまからおよそ50年ほど前のアメリカのSFテレビ映画で、たしかアリゾナ砂漠の地下深くに建設されたタイムマシンで、人間を過去にも未来にも送り出せる巨大な機械。それが未完成のままドラマが始まる。

少年の僕は夢中で観たものだ。

 

そのタイムトンネルをイメージした作品にタイムトンネル万華鏡がある。

円筒状の鏡に映る模様は三角の鏡と違い、独特な柄になる。

 

そのタイムトンネル万華鏡、のぞき窓が三つあって、それぞれに見え方が違う作りになっている。

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本来、展示台の上に動かないように固定されていたのだが、お客様が動かそうとするうちに本体が回るようになってしまった。

そのため電線コードがねじねじになってしまった。

このままでは危険だ。

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銅線がショートして火花が出かねない。

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そこで展示台から外して独立した脚を作ることにした。

丸く切ったランバーコアの表面にパテを塗り、サンダーで木目が消えるまで磨き上げる。

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プラサフを吹く。

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乾燥したら再び磨いて上塗りする。

営業再開初日

こんにちは。

 

約二月ぶりの営業再開。久しぶりのお客様の顔を見ると嬉しい。

かつての賑わいには及ばないものの、平日の初日の入りとしてはまずまず。

 

受付で非接触体温測定をさせていただいて、注意事項を説明したうえでご入館をいただく。

皆さん、館内ではとても楽しそうで僕らも安堵した。

 

さて、きょうは駐車場の案内を書こうと思い、古い看板を取り外した。

この看板に大型車の駐車案内を書こうと思う。

ところが看板の箱を取り外してびっくりした。中は錆び錆である。

照明は使っていないので取り外す予定だが、箱はそのまま使いたい。

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その箱も長年の雨風でボロボロ。まるでチョコフレークのような錆の山が。

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果たして使えるようになるのだろうか?

美術館再開準備 その7 前日

こんにちは。

 

明日から営業再開。

現在その準備中。まるで開館前日のような忙しさ。

臨時休業前と同じ状態で営業再開するなら何も苦労する必要はないのだが今は状況が違う。

 

明日からはお客様にもコロナ感染拡大防止に向けてご協力いただかなくてはならない。

そのための注意事項の表示板を作成する。

息子が仕事を終えて駆けつけてくれた。営業再開前日で忙しかろうと手伝いに来てくれたのだ。

注意事項のサインをインターネットからダウンロードして標識を作ってくれた。

僕はそれをボードに貼る。

 

オレンジ色の枠がコロナ対策。青色の枠が美術館内の注意事項だ。

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そしてショップ。

展示台が暗くて商品の良さが伝わりにくかったのでテープLEDで間接照明をする。

展示台の壁の笠木の裏にテープLEDを貼る。

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シックな照明できれいだ。テープLEDはRGBなのでいろんな色に変えられる。日によって照明を変えるのもいいかもしれない。

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正直、再開当日までにやりたいことすべてができているわけじゃない。

それはマンパワーに限界があるので仕方ない。

 

引き続き改良をしていくさ。

美術館再開準備 その6 ショップの再開準備

こんにちは。

 

ショップの再開準備が大詰めだ。

レジには飛沫防止のためのアクリルパーテーションを天井から吊り下げた。

すべて手作り。在庫のアクリルを使ったので多少の傷はある。でも見た目は十分きれいだ。

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昨日LED照明を施したグラス棚にワイングラスなどを並べた。これ、すべてクリスタルガラス。軽く叩くとチーンと音が長く響くガラスだ。

キラキラしてとてもきれいだ。でも、窓を開けて換気すると埃がたまるのでアクリルケースを早い時期に取り付ける予定。欲しいお客様にはその都度取り出して差し上げる予定。

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体験コースの見本も飾る。お手を触れないようにガラスケースに入れた。

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そのほかのものもなるべくケース等で覆い、ウイルスやほこりから守る。

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これがベストの方法かどうかは分からないが、とにかくコロナが終息するまで試行錯誤するつもりだ。

 

感染しない、感染させないが大目標だから。

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内クラック補修-塗装

こんにちは。

 

インナークォーターのブラストが終了し、ブラストボックスを撤去する。

表面的にはすっかり錆が取れている。ただし、ミクロで見るとごく微細な錆が残っていて、それまで錆のなかった面に比べると錆のあった面の方が早く錆が発生する。

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錆が無くなると亀裂の状態がよくわかる。これから亀裂を溶接でつなぐ。錆で鉄板が薄くなっているのでわずかな加熱で溶け落ちる。裏側に薄銅板を当てて溶け落ちにくくする。

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上手く盛れた。

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なるべくきれいに仕上げる。ただし、削りすぎると強度が落ちるのでほどほどにする。

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横もしっかり盛る。

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錆防止のジンク塗装をする。

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クォーターウインドウの補修部分。

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クォーターポストとホイールハウスの間。ここにクォーターガラスが収まる。

雨水が入るので防錆処理は徹底的にしなくてはならない。オリジナル以上に。

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インナークォーターのさらに内側までジンクを吹き付ける。

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クォーターパネルとルーフを溶接する部分。しっかり塗っておく。

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ジンクの錆止め効果は非常に高い。