館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 デッキショルダーの修復9

こんにちは。

 

デッキショルダー上部の複雑な形状の続きだ。

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今度は逆方向へ折り曲げる。ソフトハンマーで直接叩けない狭い範囲の曲げなので、小さなハンマーを当てて丁寧に曲げていく。

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出来上がった上部パーツ。あとは細かい調整を行うのみだ。

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次に下部接続部分を仕上げる。パッチを作るが曲げ角度もちゃんと再現する。

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こんな感じのパッチを作った。

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直したいのはここだ。錆の虫食い穴をパッチで置き換えるのだ。

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切り取りの線を描く。

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パッチを正確にカットして宛がう。

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ここは簡単だ。

今度はドライヤーかいな

こんにちは。

 

風呂を出て髪を乾かしていたら突然、「パシッ!」という音がした。

とっさにドライヤーを頭から離し、スイッチを切った。

 

ドライヤーを振るとカラカラと音がする。 どうやら何か部品が折れたようだ。

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このドライヤーの前に使っていたドライヤーも異音がするようになったため分解して修理しようとしていたら、いきなり「パシッ!」と音がして、刃物のように鋭いファンの羽根が飛んできた。

今回もこのまま使うのは危険なので新品に買い替えることにした。

これは娘が一人暮らしをしているときに使っていたドライヤーで、見れば09年製とある。8年も使ってりゃ壊れても仕方ないか。

 

それにしても今年は機械がよく壊れる。

エアコンのエコアイスを2台買い替え、さらに1台は修理。3台目を買い替える予算が無かったからだ。

そしてTIG溶接機を修理し、ミニルーターに冷蔵庫が壊れた。

 

次は何だ?(笑)

東海絶景ドライブ

こんにちは。

 

台風18号はどうやら逸れてくれたらしい。

日付が変わるころ風も雨もピークだったようで、倉庫で作業をしていた僕は出入りするときに強風にあおられた鉄製の扉で危うく指をつぶすところだった。

こんな時に出入りしてはいけない。

 

きのう、きょうと朝から客足が絶えない。雨の連休ということもあろうが、それだけではなさそうだ。

 

つい最近、「今こそ行くべき!東海絶景ドライブ」という旅行雑誌が発行された。

あの「ぴあ」の書籍出版部門、ぴあMOOK中部からの発売だ。

そこにうちの美術館が載ったのが理由ではないか。

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開いてうちのページを探すと、冊子の終り頃ではあるが、なんとB4見開きの2ページをまるまる使った大きな記事。

ぴあさんのカメラマンとモデルさんで撮った写真だけに迫力満点だ。うちではこんな写真撮れない。

僕もカミさんもページを開いて真っ先に出た言葉が

「わぁ~!」だった。

確かにカッコイイ記事だ。これなら行きたくなるだろう。

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この冊子には日本最長の吊り橋「三島スカイウォーク」や奈良の「龍王ヶ渕」ほか「新穂高ロープウェイ」、「丸山千枚田」など、名だたる名所が満載だ。

見ればどこも行ってみたい所ばかり。掲載写真はどれも大きく迫力があり、これみんなぴあさんのオリジナル写真なの??

 

これはもう保存版の冊子だと思う。

うちなんて他と比べれば数段格下のスポットだが、こんな立派な旅雑誌に載せて頂けて光栄だ。

 

そういえばこのところ、大きなカメラを首にかけて、撮る気満々のお客様が多いのはそのせいかな。

巨大万華鏡のある2階は撮影禁止であることをお客様に告げて案内する。

あとはお客様の良心を信じるしかない。

 

 

私事だが、最近このテの取材が多くて写真提供を求められるなど、正直面倒になっていたのだが、取材慣れしている自分に気が付いた。

この仕事を始めたころは苦しくて、取材の話があったときは大喜びしたものだった。

 

初心に帰る時かもしれない。大いに反省だ。

1971 マスタングマッハ1 デッキショルダーの修復8

こんにちは。

 

デッキショルダーの上部修復は一旦外さないと修復できないレベルだ。溶接を丁寧に外していく。

トランクのウエザーストリップ(防水ゴム)の溝が腐食が酷い。

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溝の裏側。

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外したデッキショルダー。上部を除いておおかた修復出来ている。

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上から見たところ。

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鉄板のジョイント部分の錆が激しい。

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錆はかさぶた状態。こんなの錆取りしたらペラペラで穴が明くかもしれない。

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リップ(折り曲げ余白)も無くなっちゃってる。

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溝は3次曲面だ。こんなのどうやって作ればいいの。

取りあえず曲面の型を取る。

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叩き型を作る。まずは型A。9ミリの平板を削った上に段差を付けるために1ミリの鉄板が溶接してある。

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型B。こちらも1ミリ鉄板が溶接してある。

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この二つの型で鉄板を挟んで万力で締め上げる。ただし、無理に締めると万力を破壊する。

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万力で挟んだままリップの部分を曲げていく。鉄板に傷が付かないように木で叩く。

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らしくなってきた。

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型に修正を加えて‥、

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またまた万力で挟んで今度は反対側を叩く。鉄板は伸ばすことはできるが縮めることは難しい。このようにしわになる。

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お分かりいただけると思うが、U溝の底面はひねりが入って3次曲面だ。

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難しい加工はさらにつづく。

台風の進路

こんにちは。

 

台風18号の進路が気がかりだ。大型で非常に強い台風ということなので、仮に予報円の真ん中を通ったとしてもかなりの影響がありそうだ。

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願わくば日本海側に抜けてもらえるとありがたい。

 

うちの美術館にとって雨はお客様を連れてくるので恵みの雨になるが、台風となるとダメだ。

 

西三河南部に暴風警報が発令された段階で当館は休業しますのでどうかお客様、来ないでください。

この休業は実はお客様の安全の為なのです。

 

かなり以前のことだが、台風による暴風警報が出て、風速20メートルを超える暴風雨の中、こんな日はいくら何でもお客様は来ないだろうと思っていたら、なんと1台の車が入って来た。

若いカップルだった。

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折角来ていただいたので入館してもらったが、無事家に帰れたか気になって仕方なかった。

それ以来、暴風警報が出たら閉館することにしている。

僕らは中で製作の仕事をしているけどね。

ガラスカット

こんにちは。

 

きょう、木曜午後のステンド教室に新しく生徒さんHIさんが加わった。HIさんは50歳くらいの女性で、先日ご主人と一緒にステンドの体験教室に来て下さり、すっかりその魅力にはまってしまったようだ。

きょうは第一回目ということでガラスカットの練習をしていただく。

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人にもよるが早い人だと30分くらいでコツをつかむのだがHIさんはなかなかつかめないようだ。

HIさんの作業をよーく見てアドバイスをする。

アドバイスしたはなは上手く切れるのだけれどちょっと目を離すとすぐにまた切れなくなってしまうのだ。

 

どうやら変なツボにはまってしまったようだ。

残念ながら2時間の教室時間内にコツがつかめなかった。

幸い本人は落ち込む様子は無く、次回も練習すると張り切っていた。

 

ガラスカットはステンドグラスの基本だ。

しっかりカットできるようになるまでとことご指導する。

1971 マスタングマッハ1 クルマの黄金期を駆け抜けた車たち

こんにちは。

 

ここのところ自動車業界は激動している。

フランスが近い将来ガソリン車の製造販売を禁止するという発表を皮切りに、欧州車メーカーは〇〇年以降すべて電気自動車にする、と言い出した。

中国までもガソリン車の製造販売を禁止する意向を示している。

まるでガソリン車を悪者扱いだ。

 

僕は今、時代の流れと正反対の車、7リッターという大排気量の車をレストアしている。

なぜかって? 好きなのだからしょうがない。

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時代に逆行していることは重々承知だが、燃費とクリーンさばかりをウリにする今の国産車には辟易している。

 

頼むから古いからといって、ガソリン車だからといって重税をかけるのだけはやめてくれ。

別にこの車でドリフトをしようってんじゃない。乱暴な運転なんてするわけがないよ。愛しているんだから。

 

大きなトルクで重い車体を軽々とダッシュさせるエンジン。はらわたを揺さぶる排気音はまるで生き物だ。

この年代のアメ車の醍醐味は乗った人でなければ分からない。手に負えないから憧れるのだ。

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別に全部コンピューター制御でなくて構わない。自動ブレーキも無くていい。自動運転なんてやめてくれ。自分で運転したいんだ。

 

オッサンの生きがいを奪わないでくれ。