こんにちは。
貧弱と言われるマスタングのブレーキを分解してみる。
まずはスピンドルにキャリパー(ブレーキをかけた時、ディスクをぎゅっと挟むところ)を保持しているボルト2本を外し、
キャリパーをソフトハンマーで叩いてやると、ブレーキローターからキャリパーが外れてくる。隙間はほとんどなく、ぴったりとはまっている印象を受ける。
キャリパーが外れた。ずっしりと重い。鋳鉄製だ。
ついでにローター(ブレーキディスク)も外しちゃえ。センターキャップをマイナスドライバーでこじて外す。ナットの緩み止め割りピンが見える。
割りピンを抜き、ナットカバーを外すとローターを固定するナットが現れる。
ナットを外してローターを取り外すとスピンドルの軸が現れる。
3本のボルトを外して三角のシールリテーナーを外し‥、
その奥にあるスプラッシュガード(水はね避け)を外すと、スピンドル本体が現れる。
錆びないようにウエスとガムテープを巻いておく。
こちらがキャリパー本体。中央に大きなピストンが見える。このピストンがブレーキシューを押してローターを挟み、ブレーキをかけるのだ。
ピストンは一つ。片側のみだ。