館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

マスタング レストア

塗装ブース張替え2

こんにちは。 いまだにやっている。塗装ブースの張替え。 今までのPPプラダンに代えてポリカプラダンを張る。耐久性、強度、透明度に優れているからだ。 ところがポリカプラダン、硬くて容易にはカッターで切れない。 加工性が良くないので既定の大きさにカ…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備5

こんにちは。 前回の記事から二月近く経ってしまった。 今回はいよいよ右クォーターパネル組み付けに入る。 その前にスポット溶接位置など、溶接チップの当たる部分の塗装を剥がしておく。 僕の持っているスポット溶接機は16000Aの出力があることになってい…

4年ぶりのセントレア

こんにちは。 セントレアに貨物を引き取りに行くのは4年ぶりだ。 今回引き取るのはウインドシールドガラス、つまり自動車のフロントガラスだ。 マスタングマッハ1用のガラスで注文先はアメリカのNPD。 見積もりによるとガラス代が162ドルに対し送料が自…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備4

こんにちは。 今回は右クォーターパネルエクステンションと右デッキショルダーをスポット溶接で連結する。 クォーターパネルエクステンションに透明プラシートを磁石で固定し、スポット位置を決める。 僕の持っているスポット溶接機はヤフオクで落札した古い…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備3

こんにちは。 何度もテストフィット(仮組み立て・調整)を繰り返しているうちにクォーターパネルの内側にはいくつか傷が付いてきた。 その傷は下地にも達しているのでこのまま取り付けると錆の原因になる。 そこで錆止めと塗装の上塗りをする。 傷つきやすい…

やっぱりNPDだ 代品到着

こんにちは。 クレームから2週間足らずで代品が届いた。 今度は厳重な梱包で開封するのが一苦労だ。全部で13個だが、一つ一つエアキャップで包んだ上に、大きなエアキャップでクッションを敷いて段ボールに入っていた。 これで文句は言わせないという気迫…

1971 マスタングマッハ1 クォーターガラスの交換2 取り付け

こんにちは。 昨日はクォーターガラスの分解を行った。今回はクォーターガラスの組み立てに入る。 これが新品のウエザーストリップ。リップがつぶれておらず、柔らかだ。 モールディングに滑らかに入るように石鹸水または台所用洗剤を水で薄めてゴムに塗る。…

1971 マスタングマッハ1 クォーターガラスの交換1 取り外し

こんにちは。 マスタングのクォーターガラスは小さく、基本的に開け閉めすることはない。 そもそもマスタングはパーソナルスペシャルティーカーなので狭い後部座席に人を座らせること自体がまれだ。 だからガラスに開け閉めによる擦り傷はあまりできない。今…

やっぱりNPDだ

こんにちは。 NPDから荷物が届いた。エンジンパーツ、ウエザーストリップ、スペアキーなどもろもろだ。 段ボール箱を開けてみて驚いた。 紙の緩衝材はしっかり詰められていたが、エンジンパーツのバルブリフターが裸のまま無造作に入っている。 バルブリフタ…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備2

こんにちは。 クォーターパネルをボデーに取り付けるには何か所か勘合するところがあって、その位置までクォーターパネルを持っていくにはインナークォーターをクォーターパネルに差し込むようにスライドして取り付ける。 その時にどうしても鉄板同士がこす…

第二塗装ブースの換気扇取り付け

こんにちは。 きょうは仕事が終了してから第二塗装ブースの網戸に換気扇を取り付けた。 ポリカプラダンを円形にカットし、ここに換気扇の「かご」をはめ込む。 ポリカプラダンはPPプラダンと違い硬いのでカッターで切るのは容易ではない。 そこで今回用意し…

やめたほうがいい組み合わせ

こんにちは。 旧車のレストアラーにとってトラブルに合うことは一度や二度ではないはずだ。 トラブルとは注文した品物が届かないとか、商品が間違っている、などだ。 一番多いのが破損や変形だ。 とくに多いのが板金物の変形。 正直、まともなものが届いたこ…

1971 マスタングマッハ1 インナークォーター上塗り

こんにちは。 このところ本業が忙しくてレストアの記事がほとんど書けていません。 期待してくださっている読者の皆様、申し訳ありません。 大方出来上がってきたインナークォーターの板金。まだ完全にはできていないが、ここらで錆止め仕上げ塗装をしておく…

1971 マスタングマッハ1 リヤビームの修正

こんにちは。 リヤビームを修正する。 リヤビームとはリヤガラスのすぐ後ろにある左右のクォーターパネルをつなぐ棒状の部品だ。 ビンテージカーのスポット溶接は現代車の自動溶接と違って手打ちで、溶接位置はバラバラ、溶接品質も一定していないので、溶接…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル内塗装

こんにちは。 レプロ右クォーターパネル内の塗装を剥がしたら錆防止のジンクスプレーを全体に吹く。 僕の中では錆防止としてはジンクが一番だ。ただし、他の塗装と比べると密着が劣るので何かに頻繁に接する部位には不向きだ。 クォーターパネルの内側なんて…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル塗装剥がし

こんにちは。 インナークォーターの仕上げが近いので、右クォーターパネルの取り付け準備にかかる。 まず、レプロ商品の錆防止塗装を剥がす。このまま取り付ける業者さんが多いようだが、塗装されている錆防止塗料は一時的なものなのでしっかりとした錆止め…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備1

こんにちは。 前回取り付けした右クォーターウインドウサポートの溶接部をサンダー仕上げし、錆止めのジンクを吹いておく。 クォーター・リーンフォースメント側。 クォーターポスト側。 下の写真は右ロッカーパネルとホイールハウスの接続部。クォーターウ…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターウィンドウサポート取り付け

こんにちは。 きれいに補修した右クォーターウインドウサポートを元に戻す。 プラグ溶接で5か所固定し、サンダーで仕上げる。 右クォーターポスト側も2ヵ所溶接ねサンダー仕上げ。 クォーターポストとクォーターリーンフォースメントの距離が狂わないよう…

1971 マスタングマッハ1 右インナークォーターのジンク塗装

こんにちは。 前回、2020.6月16日のブログの続きだ。 サンドブラストで錆取りしたインナークォーターに早めに錆止め塗装をする。 錆止め塗装は「必殺錆封じ」ではなく、今回はジンク92%のスプレー塗装だ。 次回はクォーターウィンドウサポートを取…

1971 マスタングマッハ1 フロントバランス

こんにちは。 きょう、アメリカからパーツが届いた。 フロントバランスである。フロントバランスとはバンパーの下のあごのような部品のことだ。下の写真で黒い部分だ。 心配していたことが現実のものとなった。ダメージがあるのだ。 こちらがフロントバラン…

1971 マスタングマッハ1 右インナークォーターの錆取り

こんにちは。 右インナークォーターの残り半分の錆取りをする。前半分とは違うブラストボックスを作らなくてはならない。 軽く作るため木の枠組みとビニールシートを使う。 あちこちビニールシートに穴を明けながらノズルを突っ込んでブラストする。 きれい…

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内亀裂補強

こんにちは。 前回修復した右クォーター内クラック。溶接でつなげたが、さらに補強するべく補強板を溶接する。 補強板は1ミリ厚の鉄板をL字型に曲げ、ジンクを塗装したもの。これを亀裂の裏側に溶接する。 溶接法はスポット溶接。適当なチップが無いので銅…

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内クラック補修-塗装

こんにちは。 インナークォーターのブラストが終了し、ブラストボックスを撤去する。 表面的にはすっかり錆が取れている。ただし、ミクロで見るとごく微細な錆が残っていて、それまで錆のなかった面に比べると錆のあった面の方が早く錆が発生する。 錆が無く…

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内ブラスト

こんにちは。 右クォーター内をブラストするために特殊なノズルを作る。 アルミアングルと超硬チップを使って、ブラストノズルの向かない横方向に研磨材を吹き付けるためだ。 ノズルの先に旋盤用の超硬チップをエポキシ樹脂で接着、超硬チップで研磨材を跳ね…

1971 マスタングマッハ1 右クォーター内ブラストボックス

こんにちは。 右クォーターの補強アームを外した今、奥まで錆取りするチャンスである。サンドブラストで錆取りをする。 サンドブラストをするには密閉された「箱」を作らなくてはならない。さもないと研磨材があたりにまき散らされて大変なことになるからだ…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターアーム錆止め塗装

こんにちは。 前回、サンドブラストの錆取りと鉄板表面の亜鉛リン酸処理を行った。 今回は錆止め兼スポット溶接部錆止め剤のジンクスプレーを行う。 ジンク(亜鉛)濃度は92パーセントの高濃度スプレーだ。 ジンクは導電性があるので塗膜を剥がさずにスポッ…

塗装ブース配線

こんにちは。 昨日に引き続き、きょうも塗装ブースの作業。 今まで、換気扇や蛍光灯照明は使うたびにコンセントに接続していた。 そのため狭い通路をコンセントのあるところまで入っていかねばならなかった。 以前からずっと手前にスイッチを設けて点くよう…

BUTTウェルディング クランプ

こんにちは。 板金の溶接をしているとどうしても欲しくなる道具がある。 その一つが板金突合せ溶接のためのクランプだ。 YouTubeなどでアメリカのレストア動画を見ているとしばしば見かける工具だ。 ところがこの工具、日本では手に入らない。 日本のAmazon…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターアーム錆取り

こんにちは。 錆だらけだったクォーターアーム(補強版)の錆取りを行う。 ワイヤーサンダーで錆取りなどとても無理。こんな時はサンドブラストの右に出るものはない。 サンドブラストなら錆のクレーターの中までしっかりと錆が取れる。 ただし、折り曲げ部な…

1971 マスタングマッハ1 右クォーターの内側2

こんにちは。 前回とずいぶん間が開いてしまって覚えていない人も多いと思うので、前回の3月18日の記事を見てみてください。 さて、クォーターパネルを外してみると取り切れなかった錆だらけ。さらにクォーターパネルで隠れていたひび割れを発見。 このひ…