館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

さよならタウンエース

こんにちは。

 

きょうは長年働いてくれた我が家のトラック、タウンエースを手放す時が来た。

 

ガラス美術館の前身であるガラスアートギャラリーを開設してからほどない平成6年、まだあまり軌道に乗っていないガラス工房 三河工芸だったが、必要だとして無理をして新車で購入、以来22年間乗り続けた。

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使用期間は22年と長いが、走行距離はわずか4万8千キロだ。

主に作品の施工や材料の仕入れに使用したのみで普段はほとんど車庫で休んでいた。

それでも時には雨に降られた娘と自転車を乗せるために駅まで迎えに行ったり、岐阜の取付け施工の帰りに庄内川の河川敷に降りて大きな木の下のベンチに弁当を広げカミさんとおにぎりを食べた思い出もある。ピクニックみたいだった。

 

別の客先で岐阜まで取付けに行く際、大雪に見舞われて坂が昇れない車の大渋滞に遭遇。ここまで来て引き返すわけにもいかず、途中の自動車整備屋でタイヤチェーンをツケで売ってもらい、何とか現場までたどり着けたこともあった。

 

 

何年か前、排ガス規制で西尾市での保管が出来なくなり、知り合いの駐車場を借りてしばらく必要な時だけ使っていたが、とても不便なのでやむなく今回買い替えることにしたのだ。

うちがお世話になっている庭師さんもしばらく市外の駐車場を借りていたらしいが、今は買い替えた。

「こんな身勝手な法律を作りやがって、政治家は俺ら一般人の大変さを分かっていない!」と怒りまくっていた。

 

クルマというのは家族と同然だ。いろんな思い出を一緒に作ってくれる。家電やケータイに思い出を語ることはあまりないが、車は違う。

 

最後にカミさんと一緒に記念写真を撮った。

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まだまだ快調なタウンエース。次のオーナーさんに可愛がってもらえよ。

 

世話になったね。