こんにちは。
さすがモノタロー、昨日の3時ごろ注文して今日のお昼ごろには商品が届いた。 急いで修理したいときには大変ありがたい。
早速修理、ベアリングの交換に入る。 モーター下側のベアリングは蓋に圧入されているので手で抜き取ることはできない。ちょうどよい太さのステンレスパイプがあったのでベアリングにパイプを当ててソフトハンマーで軽く叩く。
右が古いベアリング。下のベアリングには異常はなかったが、この際交換しておく。
新しいベアリングを圧入するときも外輪だけを押さえないと、せっかくの新品を壊してしまいかねない。 幸いちょうどいい径の鉄パイプがあったので、これを外輪に当ててハンマーで軽く叩いて沈めていく。
よしっ!うまく圧入できたぞ。
モーターの組み立てにはいるがカーボンブラシがあって、そのままでは回転子(アーマチュアー)が入らない。そこで塩ビの厚板を短冊に切って折り曲げ、カーボンブラシを広げてやる。
今度は上のフタにベアリングを入れる。上はすきまばめになっているので手ではいる。
モーターをボルト2本で組み立てる。
元通り組み立てて、スイッチ・オン。
修理前は「ガ~~」だったものが、今は「クィ~ン」と新品みたいに静かだ。
修理大成功! カミさんも大喜びだ。
カミさんの機嫌のいい内に「修理代は?」と聞くと、
「そんなもん、あるわけねーだろ」と無慈悲な答えが返ってきた。
「ないの?」と聞き直すと、
「あったりまえじゃん!」
世の亭主諸君、女房に見返りを求めてはいけないのだ。