館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 右クォーターパネル取り付け準備1

こんにちは。

 

前回取り付けした右クォーターウインドウサポートの溶接部をサンダー仕上げし、錆止めのジンクを吹いておく。

クォーター・リーンフォースメント側。

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クォーターポスト側。

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下の写真は右ロッカーパネルとホイールハウスの接続部。クォーターウインドウから入った雨水はこの三角穴を通ってロッカーパネルの中に入る。

水が入って錆びないようにロッカーパネルとホイールハウスの継ぎ目にシーラーを塗る。白いのがそうだ。錆びは接続部から発生するのだ。

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ロッカーパネルの穴からロッカーパネル内を覗いた珍しい写真。ロッカーパネルに入った雨水は三角の穴から外に排出される。

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ロッカーパネルは自動車のフレーム、躯体である。重要なパーツであるので錆びないように亜鉛メッキがしてある。

このマスタングは1971年製。まもなく製造後50年になる。それでもロッカーパネル内は汚れや亜鉛の酸化物はあるものの、鉄さびはほとんど発生していなかった。

僕はそれでも錆止めをより完全なものにしたくて、ロッカーパネル内を「必殺錆封じ」を塗布後、塗膜の硬いPOR15を塗り、さらにウレタン上塗りをした。

 

ここまでしてもこの車が完成したら雨の日は乗らないのだ。

これは旧車乗りならみんなそうなんじゃないかな。(笑)