こんにちは。
昨日に引き続きランプシェード修理の続編です。
2段目を上から見ると正八角形になっておらず、ずいぶんといびつだった。重さが不均一にかかり、カッパーテープのちぎれを招いたようだ。
このランプシェードの問題点は3つあるとみた。
一つ目はカッパーテープが細すぎること。テープ幅が細い方がすっきりと綺麗に見えるが、その分強度が不足してくる。
二つ目は各段をつなぐ部分が少なすぎること。八角形の8つの点でしかつながっていない。だから1段目と2段目の継ぎ目に一番大きな荷重がかかるんだ。
三つ目はサイズの大きな割に補強がない。接点が少ない分、補強を入れてやらにゃならんのよ。
これら三つを念頭に置いて、いざ修理開始!
2段目を3段目から外してバラバラに分解する。テープを全て剥がし、残った粘着糊を塗装剥がし液で浮かせて取る。塗装剥がし液にはいろんなメーカーがあるけど、僕の知る限りこのメーカーのものが一番強力だ。ただし、皮膚に付くとひりひりと痛いのでビニル手袋は必須だ。
幸い、割れていたガラスと同じものを在庫で持っていたので、割れたガラスと同じ形状に切り直しする。これで8組のガラスが全て揃った。
もう、ちぎれたりしないようにオリジナルより幅広のテープでガラスを巻く。
4段目の割れたガラスも新しく切り直し、テープを巻く。
明日は組み立てに入るからね。
つづく