館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

パンジーの咲く壁

こんにちは。

 

きょうはステンド教室のある土曜日。

午前の教室のIKさんがパネルを完成させた。パンジーをデザインした壁掛けだ。

紫とピンクのパンジーが描かれていて背景には煉瓦を思わせるテクスチャーの透明ガラスをブロック状に配置した。

葉や花びらはガラスの流れ模様をちゃんと計算して使っている。ステンドグラスではこういう気遣いが大事なのだ。

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70過ぎのIKさんはおしどり夫婦だったご主人を数年前に病気で失い、しばらくは失意のあまり教室も休んでおられたが、今は元気を取り戻している。

 

IKさんはうちのステンド教室が始まった頃からの生徒さんでキャリアは20年にもなる。

現在は教室以外、家でもステンドグラスを作っていて、作った作品は家に飾ったり友達に差し上げたり、お孫さんにねだられることもあるそうだ。

 

今はここに来ることが彼女の生きがいにもなっている。