館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

養々麺

こんにちは。

友人のSさんが養々麺なるものを送ってくれた。

Sさんとは以前ミュージシャンのMISIAさんが来館してくれたことがきっかけでお付き合いするようになった女性である。結婚されてからは家族ぐるみでお付き合いさせて頂いている。現在埼玉県にお住まいで、相変わらずMISIA三昧のようだ。

毎年、この時期になると何か美味しいものを送ってくださるのだが、それが毎回違うものなので、こちらも内心楽しみにしているのである。

 

養々麺って何だ?

熱湯3分で食べられるらしい。インスタント麺みたいじゃないか。

どんぶりに乾麺を入れ、熱湯を注いでラップを掛ける。ラップの上で具と麺つゆを暖める。

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3分経ったらラップを剥す。麺とワカメがほどよい具合にふやけて美味しそうだ。インスタントと言った感じは全くない。

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さて、具を投入。シメジやら椎茸やらが入って旨そうだ。

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最後につゆを注ぐ。

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よくかき混ぜて、

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いっただきま~す。

 

麺は細めで歯触りがよく、つゆは醤油がベースだが、普通のめんつゆとは少し違う。

これはにゅうめんだな。でも、全くインスタント感はなく、茹でた麺と同じだ。しかも延びにくい。

 

んま~い。

 

僕は麺が大好きで、この暑い時期、お昼は必ず「冷にゅうめん」を食べる。

もちろんご飯とおかずも一緒にね。

梅雨の季節の風物詩4 庭師も命懸け

こんにちは。

きょうは雨の予報だったが、予報に反して35度を超える猛暑日となった。

きょうは庭師さんの最終日で、家じゅうの主な植木を剪定してくれている。予算が決まっているので、1年おきに剪定する木としない木を分けてくれている。

こちらはショップ横にあるネムノキ。ゴンドラを使って剪定するので安全で速い。こんなの昔ながらの三脚では無理だ。

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大将は身長150センチちょっとの小柄な男性だが、だんだん背が縮んできているようだ。それほど作業がきついということなのだろうか。

それにしてもネムノキもずいぶん大きくなったものだ。ここへ来ておそらく20年になるが、当時はここに植えた棒樫の根に混じっていたもので影も形も無かったのだから。

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お昼過ぎ、しばらく大将を見ないなと思っていたら病院に行っていたそうで、アシナガバチに刺されたという。

隣家との境に植えた槙の木の中に巣を作っていたらしい。配電盤の奥にある槙の木だ。

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大将、去年も右手首を刺されて、すぐに吸盤で毒を吸い出し、その後病院に行って点滴をしてもらった。それでも二の腕あたりまでパンパンに腫れて、しばらく手を握ることすら出来なくなった。

今年は鼻の下を刺されたみたいで、針の後と、その周りに吸盤の跡が残っていた。

 

「一人で来たのかい?ダメじゃないか。(運転中気絶したらどうする、という意味) 今度刺されたらうち(その医者)には来ちゃだめだ。とにかくすぐに救急車を呼びなさい。」

と、医者に言われたそうだ。今回も口の上がパンパンに腫れたらしく、おそらく抗体が出来ているため、この次はアナフィラキシー・ショックを起こすかもしれないということだ。

もう一人の従業員さんも刺されたようだが、彼は大丈夫と言っていた。

 

蜂と言えば、隣の新屋さんの奥さんも昔アシナガバチに刺されたことがあって、その時は気を失ってしまったそうだ。

小さな蜂だからと言ってバカにしてはいけない。命の危険すらある。 うかつに植木の剪定もできやしない。

 

庭師さんの仕事も命懸けだ。

デンソー体験

こんにちは。

 

今年もデンソーさんが社内研修にうちの体験コースを利用してくださる。

デンソーと言えば地元愛知では知らない人はいないくらい名の通った巨大企業だ。おもに自動車関連の電気部品を製造しているが、「トヨタ系列」ではなく、完全に独立した企業だ。

デンソーは技能オリンピックに代表される、若手技能者の育成に力を入れていて、毎年のように技能五輪で優勝者を輩出するほどだ。

 

今回はその技能者のいる課のレクリエーションでうちに来てくれた。

今回はステンドグラスの「ウォルランプ」と「万華鏡」の体験だ。

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予定は1時間体験なので、1時間で終了できるように進行しなければならない。

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今回は個人のほか、ファミリーも多かった。初めてのコパーテープ巻きだ。

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大人も子供も真剣そのもの。

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1時間を少々オーバーしたが無事、全員完了。何か得るものはあったでしょうか。

終わった人から自由解散となった。

 

デンソーさん、特に他の課に申し送りはしてないそうだが、なぜか毎年ご利用下さる。

またのご利用をお待ちしております。♪ ^ ^

シン・ゴジラ

こんにちは。

きょうは娘にせがまれて新作映画の「シン・ゴジラ」を観に行った。

前評判は日本映画を超えただとか、ゴジラを完全CG再現したなど、高評価だったのだが、予告編を見ての評価は辛口のものが多かった。

もっとも、予告編だけを観ていいのわるいのと評価したって仕方がないというものだ。

いざ、観に行くとしよう。

 

半田コロナにしてはなかなかの入りだ。最近の映画でこれほど入場しているのを見たことが無い。

入館前にパンフレットを購入したが、パンフレットには「ネタバレ注意」の大きな帯が。中身は見ずに映画鑑賞といこう。

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ゴジラを完全CG描写したということで、正直、今どきのハリウッド映画にありがちな細かいだけで薄っぺらなゴジラを予想していたのだが、完全に裏切られた。(良い方に)

 

それこそネタバレになるので細かいことは書かないが、人の目線で見上げたゴジラは、ゴジラが初めて公開された当時のアングルを彷彿とさせる迫力ある素晴らしいものだった。

さらに空撮のゴジラが素晴らしい。現実の東京の風景に違和感なく溶け込んでいて、実際の映像のように見える。

 

ただ、従来のゴジラのように人間味のあるゴジラを期待すると、拍子抜けする。むしろ感情を持たないエイリアンの類だ。

 

これは全く新しいゴジラ、まさに新・ゴジラだ。

戦闘シーンはハリウッド映画にまったく引けを取らない。むしろカメラアングルは日本映画ならではのリアリティーあふれるものだ。これはすごい。

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正直、日本のSF映画もここまで来たかって感じ。

好みはあるかもしれないが、観て損はしない映画だ。

梅雨の季節の風物詩3 入道雲

こんにちは。

タイトルと違って梅雨はもう明けているが、きょうは夏らしい暑い日になった。

百合もあちこちで咲き始め、早速カミさんが仏壇のお花に使っている。

 

カミさんが外で僕を呼びつけて「すごい入道雲があるよ!」と言った。行ってみるとそれは迫力のある入道雲だった。まるで火山が大爆発したかのような巨大な白い雲だ。

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これくらいの広角だと雲の大きさが分かってもらえるだろうか。

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あの下はどうなっているだろう、バケツをひっくり返したような雨が降っているのだろうか。雷も鳴っているかもしれない。

 

きょうは花苗園さんの大将とおばあさん(大将のお母さん)が二人がかりでショップ前の松を剪定してくれている。ぼさぼさの松がプロの手によってみるみる綺麗になっていく。芽が細かく詰んでいるので剪定には時間がかかる。多分、3日目くらいだ。

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この松の名は「一本松」と言って、僕が一番気に入っている松だ。丈はさほど大きくないが枝ぶりが美しく、天女が羽衣を着て踊っているようだ。

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松の下にサツキの植え込みがあるので剪定はやりにくいと思う。

梅雨の季節の風物詩2 綺麗になる庭木たち

こんにちは。

庭がどんどん綺麗になっていく。

庭師さんの剪定前は7月下旬と言うこともあり、松の新芽は20センチほどまで伸びてボサボサになり、非常にカッコ悪くなっていた。

松は一年剪定をさぼると樹形が大きく崩れ、もとに戻すのが大変になる。だから毎年の剪定は欠かせない。

松は形がよくて日本人には人気があるが、維持に金がかかりすぎるので敬遠されるゆえんだ。それに比べ槙は2~3年ほったらかしにしても伸びた葉を刈り込めば元の樹形にすぐ戻るので手入れが楽だ。

 

美術館の庭にある植木は、昔からある木を除いて全て僕が実際に探して回って選んだ木だ。だからどれも愛着がある。

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松は4本あるが全て名前が付いている。

門に向かって左側の松は「門かぶりの松」という。実際には門にかぶっていないが、左に長く伸びた差し枝が塀の上に見えて門といいバランスになるのでこれに決めたのだ。

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その隣は「鶴の松」という。実際に鶴仕立てという樹形なのだ。この松は葉が細くてあまり長く伸びないのでとても品がよい、素性のいい松だ。

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松一つとってもそれぞれに性格や素性が違っていて面白い。

 

門の右には左の松とは対照的に槙が2本植えられている。すぐ右の槙を「門かぶりの槙」その隣の背の低い槙には名前がないが、二つ合わせて「めおと槙」と呼んでいる。

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京都御所風に気取って言えば「左近の松に右近の槙」って訳だ。

 

ちょっと気取りすぎか。(笑)

夏本番 百合が咲く♡

こんにちは。

美術館教室の外にあるバーゴラに百合が可憐な花を咲かせた。 百合の花第一号だ。

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カミさんは百合の花が大好きなので朝から嬉しくて写真に撮って僕に見せた。

 

バーゴラはお客様がふっとくつろげる空間だ。ここではカップルが肩を寄せ合い、ガイドマップを見ながら談笑したり、ファミリーがお弁当を広げて楽しげにはしゃぐ姿をよく目にする。

バーゴラの中央には柔らかい緑のヤマボウシがあって優しい日陰を作っている。

植え込みには玉ツゲが植えられているのだが、いつの間にかユリが咲くようになり、年々増え続けている。

本来、ここには邪魔な花なのだが、カミさんが好きだということもあって、増えるに任せている。

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芝山に目をやると、山の裾にも頂にも百合の花。まだ蕾だが、間もなく一斉に咲き始める。庭師さんには百合を切らないように釘を刺してある。

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と、ともに妻の憂鬱も始まる。

カミさんは百合を仏壇やお墓の花にするのだが、一度に咲いてしまわずに順番に、長~く咲いてほしいのだ。

 

そう都合よく咲いてはくれないがね。(笑)