館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

写真コーナー背景 LED取付け2

こんにちは。

 

きょうは寒ーい一日だった。久々に風が無かったので屋根瓦の塗装をしたかったのだが、この気温では塗装はできない。

5度以下は塗装しないで下さいと説明書きにある。それにいつ雨が降るか分からないどんより曇った空だ。

塗装は諦めてLED取付けを行う。これも急ぎだ。

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頑張ったつもりだが、一日やって50個に届かなかった。それより一日前かがみになって作業したので夜には腰と背中が痛い。

 

明日は一日やれるかしら。

一週間はかかりそうである。

写真コーナー背景 LED取付け

こんにちは。

 

LED作りがやっと完了した。300個、なかなか作りごたえがあったゲ~。

LEDは基板実装型の超小型チップLED。それに同じく基板実装タイプのチップ抵抗を直接ハンダ付けして星の明るさを変えるのだ。

LEDは白、電球色、橙の3色を使った。これらを程よく取り混ぜる。

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ガラスの裏側に電極を貼る。電極はステンドグラスで使うコパーテープだ。

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電極は⊕極と⊖極に分け、赤丸と黒丸を付けて区別する。間違えないようにだ。

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数字の附ってあるところが塗装に穴の明いた星だ。そこに先ほどのLEDを貼りつけていく。LEDの取付けに接着剤も考えたが乾燥に時間がかかりすぎるのと乾燥までの保持の難しさ、それにLED交換時の容易さを考慮して透明テープで貼り付けることにした。

透明テープなら位置決めが容易で接着も瞬時だ。交換もテープを剥がせばよい。

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コパーテープはまだ仮止めだ。配線前にガラスに貼ってしまうとハンダ付けの熱で塗装が変質するかもしれない。用心に越したことはない。

 

これを明日から300個配置する。いつまでかかることやら。

1971 マスタングマッハ1 Dynacorn製ドア

こんにちは。

 

ダイナコーンといえばアメ車のレストアラーなら一度は耳にしたことがあるだろう。シートメタル製品ではトップブランドだ。

確かにレアなパーツを供給してくれて非常に助かる。例えばドアやクォーターパネル、ショックタワーアセンブリなど、数年前までは入手できなかったパーツを次々とリリースしてくれている信頼のブランドだ。

 

ところが実際には相当品質にバラツキがある。つまり当たりはずれがある。同じ商品でも個体のばらつきが大きいのだ。

例えばドア。以前、Mustangs Unlimitedから左右のドアを同時に注文した。本来なら左右対称で同じ寸法でなければならないはずなのにビミョーに違う。カーブが違っていたり、出っ張りの高さが異なったりする。

 

左のドアがどうもしっくりこない。品質のばらつきを疑った僕は安い買い物ではないがもう一つ左ドアを注文してみることにした。

ただし、注文して同じようにしっくりこないドアが来たらたまったものではないので型を取ってショップに商品に当ててもらうことにしたのだ。

 

型紙を取ることは容易ではないが、時間をかけてボール紙に正確に写し取る。

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左ドアの前側の型。

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後ろ側のサイドライン出っ張り部分。

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作った型紙は3枚。

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これをNPD(米国)に送ることにした。

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ショップにはあらかじめ了解を取ってある。

1971 マスタングマッハ1 シートプラットホームの取付け

こんにちは。

 

いよいよシートプラットホームを取り付ける。シートプラットホームとは運転席側及び助手席側シートを取り付けるための台で、ここにシートを前後に調節するためのレールが取り付く。

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センタートンネル側の溶接。スパッター(溶接の火花)が飛んで塗装を焦がすので、スパッターシートを敷いた方が良い。

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フロアとの溶接部。

パワー防錆は溶接時の熱で気泡が出来て膨れ、そこが剥がれやすくなる。連続溶接はしない方が良い。恐らく塗膜が厚いことがアダになって塗膜内部の溶剤が抜けにくいのであろう。

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左ロッカーパネル側の溶接部。

薄茶色にはみ出しているのはハケ塗りシーラーである。溶接部を錆から保護する目的で溶接部の合わせ面にシーラーを塗ったのだ。

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左側の溶接完了。

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両側のプラットホームが取り付いた。

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ボロボロの大穴だったシートプラットホームとフロアパンが生まれ変わった。🎶

これでフロアパン裏側の塗装ができる。

お正月のどんど

こんにちは。

 

お正月に神社で行われる焚火をどんどというらしいが、それは古いお札を燃やす神事で、この場合は単に暖を取るだけなので単なる焚火なのかしら。

 

着火から見るのは初めてだ。いや、実際には42の厄年の時に見ている筈なのだが印象に全くない。

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今年は無風のとても良いお正月となった。予報では5~6メートルの風らしいが、午前5時現在では全くの無風。火の粉は真上に昇っていく。

 

焚火の準備は大晦日の午前中に行われた。土建屋の町内会長が解体した家屋の廃材を準備しておいてくれたので、それをチェーンソーで燃やしやすい大きさに切断する。

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材木をやぐらに組んで、中に着火しやすい枝葉を入れる。

降雨が予想されたのでブルーシートをかけて本番に備えたが、この後予報通り雨が降り、湿気を含んでしまったので、着火はガソリンを撒いて行われた。

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役員が焚火の材木を放り投げる。熱くで近づけないほどだ。

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午前6時をまわるころ、東の空が白み始めた。

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日の出近くには参拝者で境内は賑わいを見せた。

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9時ごろには廃材も尽き、燃え尽きたら後片付けだ。

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このころから風が強くなり始めた。

穏やかなお正月だった。

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。

 

通常ですと大晦日の記事になるのですが時計はすでに12時をまわっていますので新年のご挨拶となります。

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旧年中はたくさんのご来館、ブログへのアクセスありがとうございました。今年も頑張って書きますのでよろしくお願いします。

年末の3階カーペットタイル貼りに始まった美術館のリニューアル。きょうまでに巨大万華鏡スフィアのパワーアップが完了しました。是非パワーアップしたスフィアをご覧ください。

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今年は変革の年と位置付け、展示内容を大きく変えていきたいと計画しています。

 

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

1971 マスタングマッハ1 フロア錆止め塗装

こんにちは。

 

「必殺錆封じ」と「アルミパテ」を塗ったらパワー防錆だ。

「パワー防錆」は2液型エポキシ塗料で膜厚が厚く、錆止め効果は抜群なのだそうだ。これはメーカー染めQのセールスコピーだ。

 

パワー防錆を塗る前にパテ磨きをする。そして鉄板の溶接面には水分や空気が入らないようにハケ塗りシーラーを塗る。

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薄茶色の部分がシーラーである。

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いよいよパワー防錆を塗装する。パワー防錆は「必殺錆封じ」が十分に乾燥してからでないと成分が反応して気泡ができる。「必殺錆封じ」の乾燥時間は長めに取る。

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パワー防錆は一回の塗装で0.1mmほどの塗膜ができるらしい。ここは2度塗りをする。

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シートプラットホームを取り付ける場所はボデーカラーのウレタン塗装をする。

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ウレタンが完全に乾燥(1週間以上)したところで制震塗料をスプレーする。

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ここまでやれば錆は大丈夫だろう。

やりすぎだと思うかもしれないが、最初の穴だらけの状態を見れば納得すると思うよ。