館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

地球照

こんにちは。

続けざまの投稿です。「下町ロケット」が遅くなったためだ。

きょうの夕方、(正確には昨日)、美術館外の駐車場を閉めに行くとき、薄暮の西の空に三日月が。 紺色に染まった西の空があまりに美しかったので、カメラを取りに引き返した。

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見ると、三日月の影の部分がほんのりと明るい。 2秒の長時間露光で撮影してみた。

望遠鏡ではないので、あまり鮮明ではないけれど、影の部分の模様も見える。

これは地球照という現象で、月の影の部分が地球に照らされているのだ。

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これは月が地球よりも太陽に近い側にあるときに起こる。太陽から来た光が地球に反射されて月の影の部分を照らす。さらにその光は月の影で反射されて地球に届くわけだ。

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月から地球を見たら満月のように明るく輝いていることだろう。

 

月も地球もお互いを照らしあっているわけだね。^ ^