館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

となりの田んぼ とんび舞う

こんにちは。

 

きょうはお昼過ぎからとなりの田んぼの稲刈りが始まった。

稲刈りは秋の風物詩だ。昔の鎌で稲を刈るのどかな風景とは違うが、コンバインであっという間に刈り取られていく様は見ていて飽きない。

 

コンバインが通り過ぎたあとにはいつもスズメやカラスが降りてくるのだが、今回は二羽の大きなトンビがやって来たのでカメラを持ち出した。

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トンビは速い動きで上空を旋回しながら時には急降下し、風をうまくとらえてまた上昇する。

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コンバインの動きを伺っているかと思えば、次の刹那急降下し稲穂のすれすれをかすめたあと、何かを捕まえてまた上昇するのだ。

 

トンビは視力がいいらしい。あんなに上空から稲田の一点をめがけてタッチ・アンド・ゴーを繰り返す。

恐らくコンバインに驚いたバッタやイナゴが逃げ出すところを捕らえるのではないか。

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僕はもっとトンビの近くへ行こうと、美術館3階に上がった。窓のすぐ近くまでやってくるのだが、動きが速くて僕の古いデジカメではなかなかその雄姿を捉えることができない。

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その時、偶然にも窓の近くをかすめたトンビを捕らえることができた。 かっこいいなぁ。

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向こう側には相方が電線に留まっている。

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あんなに自由に大空が飛べたら気持ちいいだろうなぁ。

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そういえば子供のころ、空を飛ぶ夢を見たことがある。このブログを書いていて思い出した。

空の上の方から下の方に滑り降りて、近くの梨畑の上すれすれを飛んだ。ドローンの動画のように地上の景色を見下ろしたのだ。

空を飛ぶのがあんなに気持ちよく素敵なこととは初めて知った。夢見心地とはまさしくこのことだ。

 

大人になった今、頭も心も常識で塗り固められて、夢ですら空を飛ぶことはなくなった。