館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル4 分解スタート

こんにちは。

 

右を分解したときの経験から初めての時のような不安はない。まずはホイールハウスとクォーターポストの間を切る。

なぜここから切るのかは僕も良く分からない。ユーチューブ動画を参考にしたからであるが、恐らくクォーターパネルの腐食は下の方に集中しているので状態を見ながら下の方からカットしていくのではなかろうか。

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右と同じく、クォーターポストの下の方はリップが無くなっちゃってる。

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今度はホイールハウスの後ろ側を切っていく。

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右側の時もそうだったが、カットした線で上下がずれていく。

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ホイールハウスが継いであるのが分かる。この辺りは右も左もパッチだらけだった。

根本治療を行わないうわべだけの修理なので、錆がすぐに再発して短期間でまた補修と言うことになる。ここはパッチが3重になっていた。(笑)

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クォーターパネルはいきなりテールパネルに溶接されているわけではなく、あいだに「クォーターパネルエクステンション」というパーツがある。

毎度のことだがパネルの合わせ面は錆だらけだ。

鉄板は合わせ面から錆びる。

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作業を進めていく間もずっと、僕にはある迷いがあった。