館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

BUTTウェルディング クランプ

こんにちは。

 

板金の溶接をしているとどうしても欲しくなる道具がある。

その一つが板金突合せ溶接のためのクランプだ。

 

YouTubeなどでアメリカのレストア動画を見ているとしばしば見かける工具だ。

ところがこの工具、日本では手に入らない。

 

日本のAmazonで調べるが出てこない。ならばアメリカアマゾン、つまりAmazon.comならきっと見つかるだろうと英文のサイトを調べたところ・・、あったあった!

商品名をBUTT Welding Clampというらしい。

Amazon co.jpでは買えないのでAmazon.comのアカウントを取得。そして注文。

 

ところがいつまでたっても届かない。2か月待っても音沙汰無しだ。

どうやら出荷元は中国で、航空便が止まっているらしく一向に届かない。

 

業を煮やした僕がついに見つけた台湾製のクランプ。中華製に比べ高価だが、商品の質ははるかに良い。こちらは4日で届いた。

 

つまりはこういう商品だ。

f:id:mikawakougei:20200421025453j:plain

 

どうやって使うかと言えば、青いC型の金具とその下の四角棒の間に板金を挟み、位置を揃えて固定するというものだ。2枚の鉄板を1ミリの隙間を開けて保持する。溶接は1ミリの隙間を埋めるように行うのだ。

f:id:mikawakougei:20200421025643j:plain

 

ところがこのクランプ、角棒の長さが37ミリあって、それより狭い部分の固定ができない。

そこで急遽ホームセンターでアルミ角パイプを買ってきて短く切断。

f:id:mikawakougei:20200421030105j:plain

 

これなら狭い部分の突き合わせ溶接も可能だ。

f:id:mikawakougei:20200421030216j:plain

 

使うのはもうちょっと後だが、使ってみるのが楽しみだ。