館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

軒先の蝉

こんにちは。

 

台風4号は早々と温帯低気圧に変わり、とりあえず暴風の心配はなくなった。

関東甲信では大雨が降っているようだが、ここ愛知は曇ってはいるものの静かだ。

 

夕方、美術館の軒先を見るとクマゼミが止まっていた。

猛暑につられて羽化したものの、あいにくの雨で鳴くに鳴けないのだろう。

 

どうやら今夜はここでお泊りになるらしい。

 

僕は蝉を見ていつも思うことがある。

7年も地中にいて、やっと地上に出て飛び回れるのはせいぜい一週間。

 

人も同じだ。下積みは長く、苦しいことばかり多くて花咲くのは一瞬だ。

だから生ある限り、一所懸命生きようと思うんだ。