こんにちは。
板厚4.5ミリの150角鋼管にはドリルねじは歯が立たないことが分かった。
条件が悪いのだろう。
では、ということでタッピンネジを使ってみる。
下穴を大きくして、Φ4.7ミリ。それに5ミリのタッピンをねじ込む。
やっぱり途中で止まってしまい、逆回転しても抜けてこない。
ドリルねじと同じだ。
こうなったらねじを切るしかない。
下穴をΦ4.2で明けなおし、М5のタップを立てる。
タップは以前にも立てたことがある。うまくやれば厚板にも確実にねじを立てられる。
ただし、慎重にやらなければタップを折ってしまう。
1/4回転右に回したら1/8回転戻す。何かの教科書にそう書いてあったのでその通り実行するが、ことはそう簡単ではない。
途中で前にも後にも全く動かなくなることがある。中盤から後半に差し掛かったあたりで起きやすい。
そんな時、ムリに進めたり戻ったりすると、経験上タップが折れる。
タップが折れたら後始末が大変だ。
少しだけ力を強めながら慎重に前後に少し回転力を加える。そのうち「引っかかり」が取れて動くようになる。
タップの溝に切粉が詰まるとなりやすいのでエアーで飛ばしながら、カッティングオイルを付けて進めていく。
ある段階が来ると少し回転が軽くなるのを感じる。
「抜けた」のだ。こうなったら一安心。
少し多めに回転させてタップが自由に回るまで推し進める。
完了だ。
きょうはМ4、М5合わせて22個のねじを切った。
疲れたわい。 ^ ^