館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

満空表示灯取り付け穴 タップ立て

こんにちは。

 

板厚4.5ミリの150角鋼管にはドリルねじは歯が立たないことが分かった。

条件が悪いのだろう。

では、ということでタッピンネジを使ってみる。

下穴を大きくして、Φ4.7ミリ。それに5ミリのタッピンをねじ込む。

やっぱり途中で止まってしまい、逆回転しても抜けてこない。

ドリルねじと同じだ。

 

こうなったらねじを切るしかない。

下穴をΦ4.2で明けなおし、М5のタップを立てる。

タップは以前にも立てたことがある。うまくやれば厚板にも確実にねじを立てられる。

ただし、慎重にやらなければタップを折ってしまう。

 

1/4回転右に回したら1/8回転戻す。何かの教科書にそう書いてあったのでその通り実行するが、ことはそう簡単ではない。

途中で前にも後にも全く動かなくなることがある。中盤から後半に差し掛かったあたりで起きやすい。

そんな時、ムリに進めたり戻ったりすると、経験上タップが折れる。

タップが折れたら後始末が大変だ。

少しだけ力を強めながら慎重に前後に少し回転力を加える。そのうち「引っかかり」が取れて動くようになる。

 

タップの溝に切粉が詰まるとなりやすいのでエアーで飛ばしながら、カッティングオイルを付けて進めていく。

 

ある段階が来ると少し回転が軽くなるのを感じる。

「抜けた」のだ。こうなったら一安心。

少し多めに回転させてタップが自由に回るまで推し進める。

完了だ。

 

きょうはМ4、М5合わせて22個のねじを切った。

 

疲れたわい。 ^ ^