館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

エアクリーナーの塗装2

こんにちは。

 

プラサフを塗ったエアクリーナーを600番のペーパーでざっと水研ぎし、シリコンリムーバーで脱脂、ロックエースで調色したフォードブルーを塗る。

全塗装の練習のつもりで吹く。塗料の出かたを多めに素早く塗るのがコツみたい。

 

ガンさばきがゆっくりだと塗った所の乾燥が速すぎて吹き返しでざらついてしまう。

前回のダークグリーンはゆっくりだったのか、みかん肌になってしまった。

 

今回は塗料多めで素早くガンを動かすように留意した。

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塗装しにくい形状だが、素早く塗った。

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エアクリーナーの裏側。

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より光沢が出るようにクリアを吹いた。ほとんどみかん肌にはなっていない。

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次はシュノーケルを塗装しよう。

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まずは分解して塗装剥がしだ。

エアクリーナーの塗装1

こんにちは。

 

今回は友人から頂いたエアクリーナーを綺麗に塗装してみよう。

いただいたときは黄色だった。

しかもこの黄色、どうやらラッカースプレーだ。黄色の塗料はガソリンや排気ガスに侵されてどろどろ状態。エアエレメントに塗料が移ってしまっている。

ラッカースプレーは手軽だが、塗膜が柔らかく、弱い。溶剤にも簡単に侵されるので自動車に使うのはタブーだ。

今回はエアクリーナーケースとシュノーケルを分離してケースから始める。まずサンドブラストで塗装を剥がす。ねちねちで分厚く塗ってあるので、さすがのサンドブラストでも容易には剥がれない。きれいに剥がすのに2時間以上かかった。

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なんとか綺麗に塗装を剥がせたエアクリーナーケース。

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ブラスト塗装剥がし後「必殺錆封じ」を塗ったエアクリーナーキャップ。(左) と、ブラスト塗装剥がし後「必殺錆封じ」を塗り、その後プラサフを塗ったケース。(右)

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蓋、ケースともプラサフを塗ったところ。ヒーターによる完全硬化をしているところだ。

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次は本塗装だ。

血は争えない

こんにちは。

 

あれからずっと探しているのだが、未だ見つからない。

高校の天文部時代に発行していた機関誌「ベガ」だ。青の色画用紙で装丁したA4ほどの大きさの小冊子だ。ガリ版で刷って冊子にし、学校の各教室に置かせてもらっていた。

捨てた覚えは無いのだが、間違って捨てたのか、あるいはどこかにしまい込んでしまったのか。

覚えているのは片づけものをしている時に偶然見つけて懐かしく思ったこと。どこで見たのかさえ定かでない。

僕の思い違いだろうか?

 

探し物をしていたら面白いものを見つけた。娘が描いた漫画である。カミさんが捨てずにしまっておいたらしい。

タイトルは「お豆の大ぼう険」。娘が小学校の多分5~6年生の頃に描いたものだ。

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僕は娘に僕の描いた漫画を見せたことは無いし漫画を描いていたことすら話したことは無かった。

だから自然発生的に描いたのだろう。僕では思いつかない子供らしいストーリーだ。

 

僕も子供の頃から絵が好きで、厠(かわや;昔はトイレが屋内ではなく外にあった。水洗ではなく臭いがこもるからだ) から見た母屋の屋根を描いた。

それを見たおじさんが、「かー君は絵が上手だなぁ~」と褒めてくれた。その日は法事だったのかもしれない。

 

娘と僕はいろんなところがよく似ている。

絵が好きなところ、科学が好きなところ、星が好きといったところなどだ。

 

血は争えないものだ。^ ^

第三回役員会

こんにちは。

 

今夜第三回役員会が公民館であった。

議題は秋祭りの役割分担とタイムスケジュール、自主防災訓練の準備など。

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そして最後に社寺係の問題点について話し合われた。一時紛糾する場面もあった。

社寺係とは神社の掃除、盆、正月、お祭りなどの準備、さらに花まつりや弘法さんの手伝いなど多岐に亘り、正副町内会長に次ぐ忙しさなのだ。

だから誰も役を受けたがらない。輪番制になっているが、運が悪いと何度も役が回ってくることがある。

 

町内会長にしても社寺係にしても、仕事は増えることはあっても減ることが無い。だからどんどん負担が大きくなり、誰もやりたがらないのだ。

伝統だとか、年に一度のことだからといった役目がいくつもあって実際大変なのだ。

 

仕事を減らす取り組みがあってもいいと思うのだけれど。

青春の探し物

こんにちは。

 

今週はずっと探し物をしている。

ちょっと前にもお話したが地元ケーブルテレビの取材が入っていて、収録に備えていろいろ用意して欲しいものを言われている。

それは僕が高校時代に描いていた漫画と天文部の時に発行していた「ベガ」という機関誌だ。サービス精神旺盛な僕はいい番組にしようと、ずっと探していたのだ。

「ベガ」は未だ見つかっていないがマンガの原稿は見つかった。

 

 

僕は高校時代、漫画家になる夢を持っていた。

特に好きだったのが手塚治虫石ノ森章太郎白土三平だが、実は西谷祥子も好きだった。

西谷祥子先生は美少女漫画の先駆で顔中目だらけ。目の中はキラキラ星だらけという典型的な少女漫画。

僕には3つ年上の姉がいて、姉の読む「セブンティーン」や「マーガレット」といった少女漫画雑誌を盗み読みしていたのだ。とりわけ西谷先生の描く美しい顔に感動した。

そんなわけで僕の描く漫画も西谷先生の影響を強く受けている。

 

当時、雑誌で投稿漫画を募集していて、採用されると雑誌に掲載されるだけでなく、賞金10万円のほかプロの漫画家への道が開けるとあって、僕も投稿漫画を描き始めた。

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投稿漫画はちゃんと決まりがあって、ケント紙に2Bくらいの柔らかい鉛筆で下絵を描き、その上からペン(万年筆のペン先)を使い、墨汁か黒インクで墨入れする。アミにしたいところは青く塗る、という決まりがあった。

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青春ラブコメ、SF冒険もの、サスペンス。

タイトルは幾つか思いついて描き始めるのだが、なにぶん人生経験の浅い高校生のこと。シナリオが描けずに最後まで完結することは無かった。

 

それでも何かに向かって夢中になった青春の日々。これはその証。捨てられずにいる。

 

何かに夢中になれる青春。その心は今も変わっていない。

中国美人

こんにちは。

 

予定通り午前10時に愛知県職員と外国人のお客様がやってきた。

やってきたのは中国の女性。タイ人と思っていたのは僕の勘違いだった。

美人なのでびっくりした。

 

彼女の名は張(ちょう)さん。中国の旅行会社の社員で名古屋の事務所に勤務、東海エリアのマーケットマネージャーを任されている。この若さで。

日本勤務が長いらしく、日本語はとても堪能だ。でも、時々現れる「中国なまり」がやけに可愛らしい。

 

一方の男性は愛知県の職員、安田さんで観光コンベンション局所属の主査をされている。

愛知県は近年観光目的のインバウンド招致に力を入れていて、この度中国旅行会社と提携、愛知県にたくさんの観光客を呼ぼうという取り組みだ。

 

今回、県内の観光施設を旅行会社のサイトで紹介してもらうため、張マネージャーを連れて当館に来てくださったのだ。

 

当館目玉の巨大万華鏡スフィアや彫刻鏡の部屋「四季」など見学、写真撮影した後、一階工房で万華鏡作りに挑戦した。

 

顔出しOKということなので、遠慮なく撮らせていただいた。美しい人である。

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万華鏡内部の鏡の筒を組み立てている。

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万華鏡の覗き窓を作る。

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オブジェクトの具(ビーズ)選び。

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張さんの万華鏡の眺め。

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ご満悦のようだ。

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完成して記念写真。

美術館にはきれいな人がたくさん来るので美人は見慣れているが、張さんはとびきりの美人だね。

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張さん、たくさんのお客様を連れて来てね。^ ^

タイからのお客様がやってくる

こんにちは。

 

台風10号はとうに日本海に抜けたというのにいつまでも強い雨と強風が収まらない。

なんともいやらしい台風だ。

 

暴風警報が出たため、きょうは正午で閉館したが、その後もお客様の車がたびたびやってきた。

中には台風仕舞いしている美術館受付まで入ってくるお客様もいて、丁重にお断りした。

明日は晴れて欲しいのだがどうだろう?

 

 

明日は愛知県の職員さんがタイ人のお客様を二人連れてやってくる。愛知県が進めるインバウンド(訪日外国人観光客)を増やす取り組みの一つで、愛知県の観光客を増やすための公式の招待だ。

 

タイ人の招待はこれで2回目だが1回目のパワーブロガーと言われる人たちは今一つ効果を感じられなかった。

今回は期待したいところ。

 

ところでタイ人は美人が多いそうだ。僕もそう思う。前回の女性ブロガーもカワイ子ちゃんだった。

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だけど僕は日本人女性はもっときれいだと思う。

当館へ来てくださる女性客も皆さん綺麗だよ。

先日、取材に来ていた雑誌のライターさんも、うちのお客さんを見て「綺麗な人が多いですね~。」と感心していたくらいだ。

 

僕の気持ちが若いのは、そんなお客様を毎日見ているせいかもしれない。