館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

怪しいサイトに気を付けろ! 商品届いたわ!+2018年9月加筆しました

こんにちは。

 

11月14日に書いた記事「怪しいサイトに気を付けろ!」で注文したRakuDealsのゼンスターズというイルミネーションプロジェクターが20日経った今日、僕の心配をよそになんと届いた。

前回、99.9%詐欺サイトだと思うと書いたことは率直にお詫びしなければならない。

ただし、お粗末なサイトであると書いたことは間違いが無いと思う。

 

まず、サイトでは3つのパターンがあるかのような印象を与えるが、実際はパターンは一つである。

そしてビデオにあるようなにぎやかなイルミネーションにはならない。もっとも、ビデオの中に一台で投影しているとはどこにも言っていない。(笑)

 

さ、それではさっそく届いた商品をお見せしよう。

薄いポリ袋で届いたパッケージ。中国から届く荷物はたいていこんなんだ。重さはわずか437グラム。

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袋を開けるといきなり発泡スチロールの箱。商品名も無ければ取説もない。

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中身はサイトにある商品とは形が違うし、スイッチもない。

作りは安っぽい。こんなもので家中を投影できるのだろうか。電源を含めた本体重量はわずかに353グラム。

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表には投影窓と思われる丸い部分がある。丸は一つだけだ。

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電源を接続してみる。丸窓からレーザー光が放射される。スイッチなど無い。

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弱い光だ。こんなんで家がイルミネーションできるの?

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キャップが外れたので中を見る。

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キャップにはセロテープでフィルムが貼り付けてある。恐らくフレネルレンズだろう。

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本体側にもレンズらしきものが貼り付けてある。

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奥を見るとレーザーモジュールとモーターらしき丸いものが二つ。これでレンズを回し、複雑なイルミネーションの動きを演出するのだ。

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レーザーは赤と緑の2色。ビデオにあるような白っぽい点は現れない。

家の壁に映すと点が激しく動くのでカメラでは線に写る。

周りが明るいとイルミネーションはよく見えないが、真っ暗闇ならそこそこ綺麗に見える。

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長時間露光では点が回っているのが分かる。

カミさんは動きが速すぎて鬱陶しいという。僕ももう少しゆっくりの方がいいと思う。

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今回は詐欺サイトではなく、一応商品が届いたので支払いはしなければならない。

 

ただ、これを買いか?と聞かれたら答えはノーだ。

アマゾンでこれよりも自動オフ機能が付いた高機能なプロジェクターが4000円ちょっとで売られているし、アマゾンならクレームも言える。

 

どっちにしても発送元は中国だけどね。(笑)

 

(2018年09月05日 加筆しました)

ずっと使っておらず、1年が経った。ACアダプターを見てみると差し込みプラグの電極が赤く錆びている。

よく見ると電極がなんと鉄製だ! 磁石もくっつく。

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日本では通常ここは真ちゅう製で、鉄を使うことなどありえない。

 

やれやれ。安く作るためならなんでもアリか。

 

読者様からの相談に僕なりの意見を述べさせていただきました。↓

mikawakougei.hatenablog.com