館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

今年最後のステンド教室

こんにちは。

 

きょうは今年最後のステンド教室の日。夜の部では二人の生徒さんが作品を完成させた。

IGさんは、なんとか今年中に完成させたいと頑張っていたが、どうやらその目標を達成した。

この作品、かれこれ1年半くらいかかっている。ムリもない。規則的な曲線の細かい柄で、僕ら専門職でも正確に作るにはそれなりの覚悟がいる。

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彼女は丁寧にガラスピースの形を整え一つずつコツコツやってきた。その努力が実を結ぶ時が来たのだ。

照明を点けない時の作品はシックな落ち着いた色あいだ。

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灯りを入れると赤いガラスが引き立ち華やかさを演出する。持ち帰ったらご主人に自慢するそうだ。(笑)

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続いてYSさんはミニランプ。仕上がりはそこそこだが、作るスピードが速い。バリバリ作るという感じだ。

大きな作品ではないが、半年かかっていないんじゃなかろうか。

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ステンドランプとしてはかなり小さい部類に入るが、クリスマスにこんなのがテーブルにあったらムード満点だ。

薄い青ガラスから透けて見えるフィラメントのあかりが明治のガス灯を思わせる。

何とも懐かしさを感じさせる明かりでほっこりと癒される。

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美術館のポーチにもこんなステンドグラスを飾ろうかしら。