館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ダッシュパネル電球のLED化

こんにちは。

 

ダッシュパネル下部にあるライティングスイッチベゼル、ワイパースイッチベゼル、シガーライターベゼルの文字照明に使われているのは豆電球だ。

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代替えのLED電球を探したが、ネットショップで見当たらなかった。

なので自作することにした。 こんなの作るのはわけない。

 

まず、電球の金具部分だけにする。 金具部分が削れないようにビニールテープでマスキングする。

これをサンドブラストでガラスを削る。ガラス玉の部分はあっという間に無くなってしまう。

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ブラストの砂は先がふさがっていると砂が抜けずに吹き返してくるので、金具の奥までは削れない。ここからはミニルーターのダイヤモンドビットで削り取る。

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出来上がった金具部分のみ。

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LEDは5060タイプ、5ミリ角の大きめのもの。3チップの明るいやつだ。

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これを5ミリのアクリル角棒に接着取り付けする。

このチップLEDの駆動電圧は3ボルト。自動車の電源電圧は12ボルトなのでこのまま使うと瞬時に焼き切れる。だから抵抗をかませる。

抵抗は180オームの1/4ワット型チップ抵抗。小さいので使いやすい。

赤い線はLEDのプラス極が分かりやすいように僕がマーカーで書いたものだ。

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これを先ほどの金具に配線し、エポキシで埋め込む。

白熱球に極性はないが、LEDにはプラスマイナスがあるので結線を間違えてはいけない。

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出来上がったLED電球

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オリジナルの電球 (新品) とLED電球の明るさを比較してみる。

光の色、広がり方が白熱球とLEDでは違うので一概には言えないが、LEDの方がまぶしく感じる。

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照らすのは青い文字なので白色光のLEDの方が適していると思う。

 

実際にダッシュに取り付けてみて、どんな光方をするのか、楽しみだ。