館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

看板塗装準備

こんにちは。

 

看板フレーム塗装準備のためアルミアングルを取り外していた時のこと。

またまたネジが引っかかって抜けなくなってしまった。

そのうちの1本は折れてしまったため取っ手を溶接して何とか抜いた。

ほかの2本も懸命に抜いたが、どうなってんのこのネジ。

 

さて、きょうは看板フレーム塗装準備のため倉庫内の片づけと塗装ブースの床張り替え。

看板フレームをひっくり返すのが危険で困難なため、裏側を寝転んで塗装することにしたからだ。真っ黒けの上で寝そべるのはいやだからね。

 

さて、問題はどうやってこの重たい看板フレームを塗装ブースの中に入れるか。

橋梁や鉄塔の解体のように、やり方をあらかじめ考えておかねばならない。

看板フレームの周りをぐるぐる歩きながら思いめぐらす。

 

なんとか一人でもやれる方法はこうだ。

 

重量用のキャスター付き台を3台用意する。看板フレームの先端側から仮に1番、2番、3番キャスター台と呼ぼう。

フロアジャッキで先端を持ち上げ、少し高くした2番キャスター台を中央付近に持ってきてジャッキを下ろす。

 

すると一番左のキャスター台が空くのでそれを先に塗装ブースの中に入れておく。

 

次に中央の2番キャスター台と手前の3番キャスター台の2台で塗装ブースの中に看板フレームの1/3ほどを入れる。

この時真ん中のキャスター台は塗装ブースの入り口直前まで移動している。

そうしたら看板フレームの先端をジャッキアップして、あらかじめ塗装ブースの中に入れてあった1番キャスター台を看板フレームの先の方に滑り込ませる。

と同時に真ん中の2番キャスター台の高さ調整用木の台を抜いて1番キャスター台よりも低くする。

そしてジャッキを下ろせば2番キャスター台が抜ける。

 

そのまま看板フレームを塗装ブースの奥に進める。

塗装ブースより看板フレームの方が少し大きいので全部は入らない。だから一番後ろの3番キャスター台は塗装ブースの外に出たままだが、これでなんとか塗装する。

 

キャスター台が支えている部分は看板フレームが塗れないので、そこは先ほどのやり方で、塗装が乾燥してから2番キャスター台を使い、支える位置を変えて塗装すれば全部塗装できるはずだ。

 

これを考えるのに何時間もかかった。(笑)