館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

気の重い一日

こんにちは。

 

きょうはなんとも気の重い一日だった。

何があったかというと・・。

 

お客様の車が出入りしやすいようにと入り口のコーンを置きなおしに行った時の話。

アスファルトの上に何やら干からびたような灰色の物体が落ちていた。

何やら丸い形をしている・・。

 

どうやら亀の子だ。甲羅の直径は7センチくらい。なんでこんなところに。

車に踏まれてつぶされないようにと急いでバケツを取りに走り、取り上げると取り上げた下には直径2~3センチの真っ赤な血だまりが。

おまえ、踏まれたのか。

 

血は鮮やかな赤で、動脈の血だ。

小学生のころ、通学途中で交通事故の後に出くわしたことがあってそこで初めて真っ赤な血だまりを見た。人の血だ。

亀の血はその時と同じ色をしていた。

 

柿の木の下にでも埋葬してやろうと持つと、足としっぽがわずかに動く。

急いで水道水で洗ってやってバケツの中にタオルを敷いて置いてやった。

 

あの血の量では助からないだろうなと思いつつ、しばらくそっとしておいた。

正直、その後も彼のことが気になって仕方がなかった。

なぜ、あんな所にいたのだろう。誰かがペットを捨てたのだろうか、それとも逃げ出してきたか?あるいはカラスにつかまったか。

 

死んでしまっていたら埋葬してそれでヨシなのだが、生きているからダメとは思いながらも可哀そうで気になって仕方がない。

 

日付が変わるころ、恐る恐るバケツを見に行った。

生きているのかな?

 

手に持ってて足を触ってみる。

・・・、動かない。どうやら死んでしまったようだ。

 

可哀そうだけど、内心ほっとした。これでこれ以上心配しないで済む。

これは・・、ミドリガメかしら?

 

明日、埋葬してやろう。

 

うちにはいろんな動物がやってくる。