こんにちは。
最近、作品作りをしたりアパートクリーニングをしたりと何かと忙しい日が続き、先週はうっかり料理教室があったことを忘れてしまっていた。
僕が教室に行くと橋本先生が、ニコニコしながら「神谷さん、続けられる？」と聞いてきた。
そろそろ僕が腰を折ると思っていたらしい。
「先生、やると決めたからには１年は続けますよ。」と、意気込みだけで僕は言い放った。
正直、忙しいときなど行く直前までおっくうで仕方ないのだが、行ってみればいつもそれなりに楽しい時間になるのだ。おっくうなのは僕の心癖なので仕方がない。
さて、本日のお題は、
１．鶏の塩レモン焼き
２．ツリートースト
３．フルーツキャンドル
と、なんだかクリスマスムード満点のお題だ。
こちらが鶏の塩レモン焼きの材料。鶏の胸肉、大小で鶏一羽分だ。
鶏肉は薄い部分と厚い部分があるので、薄い方と同じ肉厚になるよう縦に包丁で切れ目を入れる。こうすると均一に火が通って硬い部分と柔らかい部分のばらつきができにくいそうだ。
鶏肉の両面に塩コショウする。
下処理の終えた鶏肉(左側)
ニンジンをシャトー切りにする。こんな風に縦長に切るのをシャトー切りというんだそうだ。シャトーは西洋のお城のこと。お城のような塔の形に切るのだ。
クリスマス用なので、本当は星形に切りたかったそうだが、そうするとニンジンの無駄ができるので、シチューでもやらない限りはこの切り方はしないんだって。ナルホド。
フライパンに油を引き、鶏肉を中火で焼き上げる。鶏肉は皮のある方から焼くんだそうだ。裏表４分ずつ焼く。
こちらはツリートースト(右)とフルーツキャンドル(左)の材料。
サンドイッチ用の食パンを三角に半分に切る。それをさらにハサミでギザギザに切る。何をするんだろう？
切り終えたのがこれ。もう、分かったかな？ これをオーブンで焼き上げる。
さ、できあがり。 一足早いクリスマスだ。
鶏の塩レモン焼。付け合わせにニンジン、ジャガイモ、ブロッコリーを添える。
クリスマスの料理には必ずこれら赤、白、緑の色を添えるのだそうだ。
これにはキリスト教の宗教的な意味合いがあって、赤はキリストの血の色、白はキリストの心、汚れのない清純な心の色。緑は永遠のシンボル、年中色の変わらない常緑樹の色だ。キリストの復活を表しているそうだ。
こんな話が聞けるのも橋本先生の楽しいところだね。知識は人を豊かにするんだ。
ツリートースト。 三角に焼いたパンをバターの上にツリーのように立てる。
僕はパンが正方形だとばかり思いこんでいて、切り込みを入れる向きを間違えてしまった。だからツリーの枝を表す切り込みが２枚、上を向いてしまった。
ま、いっか。どうせ食べるのは僕自身だ。(^^ゞ ツリーには柊の葉をのせ、パウダーシュガーで雪化粧する。 可愛いじゃない？
こちらはフルーツキャンドル。 缶詰入りのパイナップルの穴にバナナを半分に切って立て、生クリームと砂糖、バニラエッセンスを加えて泡立てた「シャンティーソース」というホイップクリームのような物をかけてロウソクの垂れを表現、真っ赤なチェリーの砂糖漬けを乗せてロウソクの火だ。^ ^ 小さい子供が喜びそうだね。
料理教室が終わって急いで帰る。 実はきょうは娘の誕生日だ。カミさんがケーキを買って待っている。
今年で２８歳。いつの間にかおおきくなっちまった。 彼氏は、いる。
この笑顔もいつまでそばで見られることやら。
