館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

オリジナルパーキングブレーキ

こんにちは。

 

オリジナルのパーキングブレーキペダルが錆び錆びだったので、この際きれいなレプロ新品に交換しようということで交換したのだけれど、どうも調子が悪い。

リリース、ブレーキの解除ができないのだ。

 

マスタングパーキングブレーキフットブレーキで、足元の左にあって、ペダルを強く踏むことでパーキングブレーキがかかる。

そして解除はレバーを引けばできるのだが、レプロは渾身の力で引かないと解除できない。

 

何が悪いのか分からないけど、やっぱりいつも思うのがオリジナルが一番なのだ。

そこでオリジナルをきれいに再生する。

現状は錆だらけ。

 

内部まで錆びている。でも、動かないわけではない。

 

ゴムブッシュやスプリングなど外せるものは外しておく。

 

うちにあるサンドブラスターで錆び取りをする。この際、研磨剤は細かい方がよい。

なぜなら研磨剤の粒子が粗いと可動部に噛みこんで動かなくなったり動きが渋くなることがある。

今回の研磨剤は150番だ。

 

綺麗に錆が取れた。だけどやっぱり研磨剤が引っかかって動きが渋くなる。

幸い可動部のクリアランスが大きめでガタもあることからエアーで可動部を吹き飛ばしながら何度か動かすうちに元通り軽くなった。

これでヨシ。

 

次は塗装だ。

錆びないように下塗りの「必殺錆封じ」を吹く。

 

冬場なので「錆封じ」の乾燥は時間がかかる。

半乾きになったら本塗装の黒を塗る。