館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

A/Tオイルパンの塗装

こんにちは。

 

昨日はよく晴れて風も弱く気持ちの良い日だったのに、きょうは一日雨と風。

明日は強風の予報だ。

砂が飛んできてボラードの溝に溜まる。困ったものだ。

 

きょうは久しぶりのマスタングレストアの記事。

オートマチックトランスミッションのバルブボディーを交換するためにオイルパンを外した。

よく見るとオイルパンは塗装がムラムラで錆もあるみたい。

とそうはどうも手塗りみたいで刷毛むらがある。それによく見ると突いたような跡があってへこんでいる。

 

この際塗装しなおしてきれいにしよう。

きょうはとりあえず塗装はがしだ。

サンドブラスターに入れて、研磨剤を古い180番のアルミナにする。

 

皆さん知らないだろうが、薄鉄板をサンドブラストすると、鉄板は曲がってしまう。

ブラスト面は鉄板が研磨剤に叩かれて伸びるからである。一方裏面は伸びないのでブラスト面側に膨れる。粗い粒子で強くブラストすると余計に伸びる。

だから粒度の細かいメディアで優しくブラストするよう心掛けるのだ。

 

ブラストしていくと下地が結構錆びている。クレーターになっているところもある。

オイルの入る内側は塗装をしないのでブラストはしない。

 

綺麗に錆び取りできました❕

 

このあと必殺錆封じを吹いてから塗装仕上げします。