こんにちは。
明日は子供の日ですね。
来館の子供さんに差し上げるお菓子の詰め合わせを準備しています。
入館、または体験してくださった小学生以下の子供さん(乳児を除く)にプレゼントします。先着60名様です。
カミさんが懸命に袋詰めしています。
あとは明日の来客を待つのみ!
明日もたくさんのお客様が来られますように。^ ^
こんにちは。
錆をある程度取ると、ボデーの実態が分かってくる。
どうやら右側よりひどい。
クォーターポスト(左)もホイールハウス(右)も錆の虫食いだらけ。
幾度となく行われた錆穴補修の溶接でミミズばれの様になったポスト表面。スポット溶接を切っただけでは裏板と分離できない。
ミミズばれ溶接を削り取っていくとその奥に見えるのは真っ赤な錆面。
裏板が外れて穴だらけになったクォーターポスト表面。
裏側はこんな感じ。言葉が出ない。
取り外した裏板。
裏板の裏側。
横から見ると‥、段差がある。
側面はカーブしていながら高さが変化している。
けっこう複雑な形状をしている。
裏板はクォーターポストの補強だ。しかし、錆でことごとく腐食した裏板は錆を取ったらペラペラの肉厚になる。
これをパッチで修復するってか?
いや、ダメだ。
いっそのこと作ってみようか。修復だとオリジナルが失われるが、同じものを作るならオリジナルは手つかずで残せる。
こんにちは。
きょう、CJポニーパーツから荷物が届いた。注文して一週間足らずで到着した。
今回注文したのは3点。
一つ目は「フェンダーマウンティングキット1971-1973」。
実は今回のメインはこれ。フェンダーをボデーに取り付けるボルトのセットだ。
1971年式のマスタングのボデーサイドにはフロントからクォーターにかけてかなり強いプレスラインの出っ張りがあって、これがこの年式のマスタングの特徴でもある。
かっこいいラインなのだけれど、これがあるためにフェンダー、ドア、クォーターパネルの組み立てを難しいものにしている。
実はこのラインがピタリと揃っているマスタングは意外に少ないのだ。
今回、クォーターパネルを交換するにあたってドアとフェンダーを仮組する必要があるからなのだけれど、実はフェンダーを外すときに、固定しているボルトナットがことごとくさび付いていてほとんどのボルトナットを削り取ってしまったのだ。
他に外す手立てが無かったからだ。
そのボルトを取り寄せたのだ。
今回は品物が小さかったので空港の税関まで引き取りに行かなくても自宅まで届けられた。
箱が変形しているが中身は小さい。多分大丈夫だろう。
二つ目はエアコンヒーターボックスのバキュームモーター。ゴム製のダイヤフラムで動くシリンダーのようなものだ。エンジン吸気の負圧を使ってエアコンのフラップを巧みに動かすのだ。
三つめはそのバキュームモーターを動かす負圧を伝えるゴムホースだ。
旧車の場合、ゴム類はたいていくたびれているのでこういうレプロ品は非常にありがたい。
僕のレストアのスタンスとして、入手可能なレプロ新品は使えるものならすべて交換というのが基本だ。
レストレーション(レストア)とは回復、修復などの意味がある。つまり元に戻すのがレストアであって、単なる「修理」とは違うのだ。動けばいい、とか、機能が戻ればいいというレベルのものではないと僕は理解している。
つまり、限りなく新車の状態に戻すことがレストアなのだ。
こんにちは。
きょうは休館日。来館のお客様が無いので休館日を利用してIG邸のステンドグラス材料の仕入れに行く。
仕入れ先はいつもの名古屋市のJ社。うちの担当はTさん。午後からの予約だ。
予約を入れるのは担当者とスケジュールを合わせるためだ。材料選びの相談に乗ってくれたり希望の大きさにガラスカットをしてくれたりする。
ところが肝心のガラスが無い!
今回、主に使うのはココモ社のガラスだが、ご覧の通りガラス棚は歯抜けだらけ。
Tさんは材料を切らしていることをしきりに詫びるが、Tさんのせいではないので致し方ない。J社もこれじゃ商売にならない。
廃業を宣言したのち、何とかメキシコで生産続行を決めたスペクトラム社だが、生産はまだ軌道に乗っておらず、ガラス入荷が大幅に遅れているのだ。
そのため代品として注文がココモ社に殺到。フル操業で生産しているらしいが注文に追い付かないとのことだった。
ほとんど入荷は未定だ。
仕方ない。イメージに近いものをランクの高い高級ガラスから探す。
幸い注文主のIG様は「いくらかかってもいいから。」と、太っ腹なので助かる。少々見積額を上回っても構わないとのこと。
なんとか気に入ったガラスが入手できた。トラックに積み込む。
左の女性がTさんだ。
これでガラスカットが始められる。
こんにちは。
これは昨日のことであるが、恩師の祝賀会があった。場所は栄の錦3丁目にある鳥銀本店。
旧友たちと地下鉄栄駅の1番出口で待ち合わせて、鳥銀本店に向かう途中のことだった。歩道の道路側を歩く僕たちの左をビル寄りに足早に歩くすごい美人とすれ違った。
サヘルローズさんだ。
黒っぽい服を着て背丈は大柄な170センチくらい。2.5メートルくらいの距離ですれ違った。歩きが速かったので一瞬の出来事だったがあれは間違いなくサヘルさんだった。
とっさに僕は「あっ、サヘルさんだ。」と声を出したが他の人たちは気付いた様子は無かった。
まさかあのサヘルさんをこんな栄で偶然見かけるなんて、なんと運がいいの♡
NHKの「探検バクモン」で初めてサヘルさんを見てからずっとファンなので間違えるはずはない。
彫りの深いエキゾチックな顔立ちとはうらはらにとても愉快なキャラで人気急上昇らしい。
うなづける。
ところがサヘルさんはネットの資料によると壮絶な過去を持つらしい。
イランイラク戦争の空爆で壊滅した自宅の瓦礫の下から奇跡的に助けられたのだそうだ。家族は全員死亡。
詳しいことはここでは書かないが、辛い過去をいくつも経験してきたのに底抜けに明るいサヘルさんがますます好きになった。^ ^
こんにちは。
きょうは名古屋で恩師の定年退官を労う会が行われた。
恩師の名は福田康明先生。名城大学理工学部経営工学の名誉教授。
僕らが学生の頃、卒業研究で所属していた工業経営研究室 福田ゼミの先生だ。
正直、驚きだ。
学生の頃はまだ一介の講師で、年もあまり違わなかったために気のいい兄貴のような存在だったのだ。冗談も言ったしからかったりもした。
それが今では工学博士の名誉教授。
コツコツと日々精進した結果だ。
僕らは心底祝福した。
仕事の都合などで会の出席者はさほど多くは無かったが、毎年やろうよという声が上がった。
歳を重ねるほど人生に潤いをもたらすのは気の置けない友人だと知る。若かりし頃はとげとげしていた連中が今では丸くなって実に爽やかだ。
オッサン、万歳!