館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

衛生委員講習会

こんにちは。

 

今夜7時から西尾市の衛生委員会議に出席した。

衛生委員とは西尾市のごみ収集におけるごみ分別を指導したり、ごみの散乱、不法投棄などを見て回るのが主な仕事。要はごみステーションの立ち番だ。

 

参加者は200名くらいいただろうか。

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出せるごみの種類や出し方などの説明を受けた。

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富山町では1区から4区までの副会長が兼務する決まりになっている。

自分が衛生委員になって初めて知ったのだが、出し方の決まりが実に細かい。一度理解すればどうということは無いのだろうけれど、それまでが大変だ。

 

時代の流れだから仕方ないが、ずいぶん窮屈な世の中になったものだ。

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル12 取り外し3

こんにちは。

 

左のクォーターパネルが外れた。すんなりとはいかなかったが、鉄板のたわみを利用して何とか外れた。

 

内側のシェル(正式な呼び名は知らない)は、ご覧の通りしっかり錆びている。決して濡れることのない内側の上の方までびっしり錆が。

多湿な日本に46年も置くとこうなるということか。

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クォーターウインドウの下。シェルの鉄板に塗装された形跡はない。さすがに生鉄板ではないだろうが、メッキ鋼板を使っているのかもしれない。カラッとしたアメリカの内陸部ならこれで十分だったのだろう。日本の気候は想定していない。

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内部の構造が良く分かる。

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クォーターの上にはトンネル状の補強があって室内の剛性を高めている。

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シェルの上の部分を室内側から見る。左がリヤガラス下のビーム。

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内側のシェルにいろんな形の穴がいたるところに明いている。皆さん、何のための穴か分かりますか?

始めはサービスホールか軽量化のための穴かなぁと思っていたのだが、飛行機じゃあるまいし軽量化の穴な訳なかろう。

レストアを始めて気が付いたのだが、これらの穴は多分スポット溶接のための穴だ。この穴からスポットガンの電極を挿入して溶接するのだ。だからこれらの穴が無いとボデーが組み立てられない。

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ワイヤーディスクサンダーで錆を取る。ディスクグラインダーではこれが限界。奥までグラインダーが入らないし、隅っこはワイヤーディスクが当てられない。

最終的にはサンドブラストでないと錆は取りきれない。

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最初の写真と見比べて欲しい。サンダーで錆を取ったところ。

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次は修復にかかる。

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル11取り外し2

こんにちは。

 

クォーターパネルが上手く取り外せるかどうか今の段階では分からない。

ユーチューブ動画でも外した後の動画はあったが、外す作業そのものは見当たらなかった。

とりあえずルーフは傷つけたくなかったので、クォーター側のプレスラインで切断することに。

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クォーターパネルと内側のシェル(正式名称は知らない)のスポットを外し、上に持ち上げてみた。パネルのバネ効果で持ち上げることができる。

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リヤ側も持ち上げたところ。

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前側はエッジロケーターというか、位置決めの出っ張りがシェル側にあるのでクォーター側はそれを乗り越えて外さなければならない。

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そしてテール側の嵌合を外してフロント側にスライドさせて抜くという方法だ。 ほかに手はない。

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浮き上がった切断面。

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クォーターポスト側のスポットも外し、あとは前側にスライドさせて抜く。

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実際はちょっとしたコツが要る。鉄板のたわみをうまく利用しないと、どう考えても抜けないのだから。

恋の季節

こんにちは。

 

ちょっと前までは雄猫が夜中「ニャーゴ、ニャーゴ」と鳴いて雌猫を誘っていたが、最近ではそんな声は聴かれなくなった。

 

例の電柱のカラスであるが、どうも良く分からない。巣にいない時があるのだ。

まだ卵なら抱卵をしなくてはならず、巣を離れるわけは無いだろうし、雛がいるなら外敵から守るために親鳥は巣を離れないだろうと思うのだけれど。

こともあろうにお隣のアンテナの上でイチャイチャしているのである。

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僕にはカラスの見分けがつかないのでこの二人が電柱のカップルなのか他のカップルなのか、はたまた電柱の雄カラスが他の雌と不倫しているのか、それは分からない。

あっ!チューなんかしやがって。

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こいつらが来てからというもの、夕方に必ずネムノキにやってきた小鳥たちが姿を消してしまった。

時々カラスが他の鳥を追い払う様子を目撃する。きっとこいつらのせいだ。

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もうそろそろどこかへ行ってくんないかなぁ。

子供の絵をステンドグラスに!

こんにちは。

 

ステンドの生徒さんが面白い作品を完成させた。

お孫さんの絵である。

 

男の子で4歳の時の絵だそうだ。

左がお孫さんが描いた絵。セーラームーンに夢中だったというから髪の長~い少女を描いたようだ。ちゃんと手がある。(笑)

色は生徒さんが想像で決めた。

あれ?セーラームーンって金髪じゃなかったっけ。 まぁ、そんなことはどうでもいい。

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それにしてもよく出来ている。顔は黒と赤のマニキュアで描いたんだそうだ。

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しっかり作り込んだステンドグラスはそれは見事なものだが、一方で肩ひじ張らずに子供の絵をステンドに取り入れてみるのも楽しいものだ。

 

おっと、これを見てビジネスがひらめいた。

 

子供さんの絵からステンドグラスを製作します。ご希望の方は三河工芸ガラス美術館までお問い合わせください。

電話番号は 0563-59-3334 です。

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル10 取り外し1

こんにちは。

 

オリジナル左クォーターパネルの取り外し前に必要な寸法を記録し、形状の写真を撮った。

これで十分かどうかは分からないが、考えられる寸法は可能な限り記録したつもりだ。

それではスポット溶接を外していく。

 

ここはクォーターウインドウを室内側から見たところ。右側のクォーターパネルと左側の室内側パネルの間にクォーターガラスが入る。

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ここはスポットカッターが入らないのでベルトサンダーでスポット溶接を削り取っていく。ベルトサンダーのベルト幅は9ミリ。スポットカッターに比べるとどうしても削り穴が大きく、汚くなる。再利用するつもりのパーツ取り外しには使いたくないね。

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スポットも手打ちなので、ずれて連続しているスポットもある。だから削り穴もやたら大きく、汚くなる。

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レプロのドアとオリジナルのクォーターパネルのプレスライン。ちょっと違う。

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横から見るとプレスラインが揃わない。困ったものだ。

最終的には何とかするつもり。このままなんて許せない。

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リヤガラ下のビームとのジョイント部分。ユーチューブ動画ではビームをめくりあげてクォーターパネルを取り外していたが、そんなことをしたらビーム側の修復が難しくなる。僕はそれは止めてクォーターパネルのジョイント部分を縦に切り離すことにした。

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クォーターポストとの溶接を外す。この年式のアメ車はスポットの径が大きいので手持ちのスポットカッターでは削りきれない。 まぁ、クォーターパネルを再利用するつもりはないのでベルトサンダーで削り取る。

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続きは次回に。

カラスの巣 その後のその後

こんにちは。

 

インターネットのあるサイトにカラスの生態について書かれていた。

カラスは日が暮れると近くの山に帰って木の枝などに止まって寝るとあった。そして早起きだとも。

 

僕は気になってあの後、寝るまで時々どうしているか観察したのだけれど、早起きは確かなようだ。空がほんのり青味がかる4時ちょっと過ぎにはもういなかった。

カミさんがどこかでカラスが鳴いていたよと言っていたのだ。

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日が変わってきょう、作業が終わって家に帰る時、ふと電柱を見るとカラスが下の方から羽ばたいて巣に戻るのを目撃したのだ。夜中の2時半頃のことだった。

実は昨夜も夜の11時頃、カラスが隣の田んぼに飛んで下りていくのが見えた。カエルかタニシでも採りに下りたのだろうか。

 

そう。カラスは夜でも目が利くようだ。

カラスが山で寝るなんてよほどの田舎か山家(やまが)の話じゃないの? こんな西尾の片田舎でさえ、夜昼問わず活動しているみたいだ。

 

常夜灯が町じゅうにあって、町は夜じゅう明るいし、家々の窓明かりもけっこう遅くまでついている。

 

今どきのカラスは人間と一緒で夜更かしなんだよ。(笑)