館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

天高く月のぼる秋

こんにちは。

 

夜の作業を終えて外に出て空を見上げると月が天頂付近の高い所まで登ってきていて思わず感動してしまった。

とうに満月は過ぎたが真上付近にあるからか、月明りに照らされて周りは明るい。

 

月ってこんなに真上にくるんだ‥。

 空は澄んでいてちょっと欠けた月がぽっかり。そのすぐ下には形の良いオリオン座が見える。

この写真を撮った時は少し薄雲が出ていた。下の影はミュージアムの建物である。

カメラの露出は開放で3秒だ。

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「天高く馬肥ゆる秋」が本当であるが月も高く上るのが秋である。

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今夜は月見酒といこうか。

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビームの錆落とし2

こんにちは。

 

さて、いよいよ錆取りだ。ビームの下側はこんなふうに錆びている。ある程度はワイヤーサンダーで落とすことは可能だが、プレスでデコボコした面の完全な錆取りは不可能に近い。

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ビームの上側。右半分は塗装とシリコンを剥がしたが、左側は塗装したままだ。

シリコンさえなければサンドブラストで塗装は簡単に削れる。f:id:mikawakougei:20171009032445j:plain

 

下面の右側からブラストしていこう。

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デコボコ面だってサンドブラストなら吹き付けられる範囲はどこでも錆取りできる。

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ブラストを始めると箱の中はすぐに真っ白になって中が見えにくくなる。

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必要な場所に穴を明けてそこからノズルを突っ込みブラストするのだ。 中はもう、ほとんど見えない。

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メディアは下で回収。

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まんべんなく錆取りするために箱のビニールは穴だらけになる。一回きりの使い捨てだ。

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きれいに錆取りできているかどうかは箱を取り去ってみないと分からない。

1971 マスタングマッハ1 リヤウインドウビームの錆落とし1

こんにちは。

 

リヤウインドウビーム、つまりリヤガラスの下、左右のクォーターパネルをつなぐ梁の部分。ここを錆取りしようというのだ。

たいしてひどい錆という訳ではないが、ここまでこだわってやってきた以上、ビームの錆取りをしないわけにはいかない。

まずは重ね塗りで分厚くなった塗装とウエザーストリップ部分に付いたゴム系ボンドとシリコンを金属へらでそぎ落とす。

シリコンやゴム系ボンドのように弾性のあるものはサンドブラストでは落とせない。落とせたとしても非常に時間がかかるのだ。

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ところがこの作業が一筋縄ではいかない。 鉄板を傷つけないように自作の真鍮ヘラで削いでいくのだが、こびりついたシリコンはそう簡単には剥がれてくれない。

ワイヤーブラシと併用でようやく落とすことができた。

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次にリヤフレームに櫓を立て、ブラスト用の「作業箱」を作る。箱は透明のビニールシートで密閉をする。

デッキリッドのヒンジも外して徹底的にやる。

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ダストはダクトで排出する。

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ビニールシートの継ぎ目は布ガムテープで密閉する。

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下でブラストのメディアを回収する。

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ただし、どんなに丁寧に密閉したところで思いもよらない場所から研磨剤は漏れるものである。汚れるのは覚悟の上だ。

 

これでブラスト準備完了。

踏切遮断機を作る3 回路試作開始

こんにちは。

 

きのう作った回路図をもう一度見直してみた。そしたらミスを見つけた。

回路が間違っていたのだ。

簡単な回路なのに恥ずかしい。日を改めて検図するというのはいいことだ。

 

今回はユニバーサル基板を使って配線をしていく。試作用で予め等間隔に穴の明いた基盤だ。

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基盤に乗るのは小型リレー3個だけだ。リレーの端子と穴の間隔がピッタリ合うようにできている。

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けど配線のハンダ付けはチト面倒。

残りの6つはプリント基板にしようかしら。

踏切遮断機を作る2 回路図

こんにちは。

 

きょうは踏切遮断機の回路図を作った。

僕は機械屋で電気は専門ではないが、あまり複雑な回路でなければ自分で描くことができる。記号は正確でないかもしれないが。

 

初めに描いたのはメカ図。メカ図とは言ってもギヤードモーターと遮断機のバーのリンクだけなので難しい図面じゃない。

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次は回路図。シーケンサー半導体は使わない。

なにせ遮断機の数が多いので、できるだけシンプルに且つ安価に作りたい。

シンプルな方が故障の時も直しやすいのだ。直すのは自分だからね。

 

使うのは低電圧リレーとマイクロスイッチ、近接スイッチに抵抗だけだ。 リレーは1個100円のものと60円の物、マイクロスイッチは1個97円。近接スイッチなど1個25円だ。このぐらい安くないと出費が大変だ。(笑)

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回路は大まかに自己保持回路、モーター回転方向切り替え回路、そして自己保持解除回路の3つだ。これを一つの基盤にまとめる。

踏切は全部で7か所あるのでこのシステムをそれぞれ7個独立して作る。

 

そのほうがシステムとして簡単だ。

中秋の名月

 こんにちは。

 

日も沈み切らない夕方5時半ごろ、東のまだ青い空に明るいお月様が昇ってきた。

きょうは中秋の名月と聞いた。

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でも、よく見ればまん丸ではない。  満月ではないのだ。

満月は多分二日くらい後、6日頃だろう。

 

へぇ、満月でなくても「中秋の名月」になれるんだ‥。

 

月には少し霞がかっている。 てことは明日は雨かな。

 

夕食を食べながら観ていたTV番組が終わった頃は、もう月は見えなかった。

 

月見団子はテレビを観ながら食べた。(笑)

2017 秋の西尾ふれあい教室

こんにちは。

 

秋の西尾ふれあい教室の募集が間もなく始まります。

今回はステンドグラスで足元ランプとミニプランターを作っていただきます。

足元ランプは曲線をモチーフにしたシンプルで大人っぽいデザイン。

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もう一つはスクエアに曲線を取り入れたミニプランターです。

光を虹色に反射する特殊なガラスを採用。緑の植物が引き立ちます。

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もちろん、市外の方もご参加いただけます。

 

詳しくはこちらをご覧ください。

http://www.japan-net.ne.jp/~artglass/oshirase.html