館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

庭木の消毒

こんにちは。

 

折角エンジンポンプを修理したのだから早々にテストしたい。

折しもきょうは予報ではほぼ無風の日。朝、いつもより早起きして庭木の消毒を行う。

起きてすぐに作業できるように昨夜のうちに準備しておいた。

 

昨晩庭師さんに電話したところ、石灰硫黄合剤を散布するには時期が遅すぎるということで殺虫剤のディプテレックスかスプラサイドを散布するようにと言われた。

納屋にはどちらの薬剤もあったが、スプラサイドは19年前と古いので、比較的新しいディブテレックスにした。

 

殺虫剤をやるのは松のためである。松くい虫による松枯れが最も恐ろしいからである。

松くい虫とは一般的に言う害虫ではなく、マツノマダラカミキリを媒介とする目に見えないほどの線虫で、これが松に感染するとたちまち増殖して松の導管を塞いでしまう。

これに感染するとまず治療は不可能で一夏で真っ赤に枯れる。

 

だからマツノマダラカミキリがやってくる5月~6月ごろに殺虫剤を散布してカミキリを寄せ付けないのが最も有効とされる。

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ここの松は全て僕と母が福地中を探し回って形の良い松だけを買い集めた、言ってみれば宝物だ。枯らす訳にはいかないのだ。

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もちろん松以外の庭木にも消毒をする。これはイスノキ、この辺りではひょんの木ともいうが葉っぱにこぶの出来る木だ。

お隣との地境付近に自然に生えた木で、今の庭を作る時に切ってしまおうかと思っていたが、可愛そうなので移植して今の場所に持ってきたのだ。

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裏庭には楓があってこれにはイラガの幼虫オコゼが付きやすく、刺されると超痛い。だからカミさんが刺されないように葉の下からも消毒をかける。

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エンジンは丁寧に修理した甲斐あって最後まで不調になることもなく順調に散布できた。

次回は1月後、今度はスプラサイドを買って散布するつもりだ。

 

こいつは臭いんだ。(笑)