館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル溶接5 テール部とポスト部

こんにちは。

 

クォーターパネルのテール部を溶接する。ここはオリジナル同様スポット溶接する。ただし、ピッチはオリジナルよりも細かくする。

溶接個所の塗装をラバー砥石で剥がす。溶接箇所は裏も同じ位置が塗装が剥がしてある。

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溶接前にクォーターパネルの後ろの形状をクォーターパネルエクステンションと合わせておかねばならない。

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クォーターパネルの形状を変えることはできないけれど、上面の水平と、サイドの角度はリップに切れ目があるので多少なら調整することができる。

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いざ、溶接開始。

レプロの穴は合っていないことが多い。

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溶接が完了したテール部。

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テール部済んだらクォーターポストのリップ部を溶接する。

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ボデーをいじるのって大変だなとつくづく思う。

オイル万華鏡修理 アップグレード

こんにちは。

 

9月に修理を始めたトンボ玉の入ったオイル万華鏡をまだ展示できないでいる。

 

実は修理は終わっているのだがアップグレードをしようと考えたからだ。

どんなアップグレードかと言うと、LED照明を付け加えるというものだ。

照明があると万華鏡の眺めがより鮮やかに見えるためだ。

では、どうやって照明するか。いろいろ実験をして、オブジェクトケースの横から照らすのが一番綺麗だと分かった。

万華鏡本体がアクリルなので取り付けステーもアクリルで作る。

この材料を取り寄せるのに時間がかかったのだ。

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先端に付いているのがテープLED。用途は広い。

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LEDの電源は外部から供給する。ACアダプターを接続するソケット取付け穴を明ける。

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既存のスタンドに追加工する。傷つけないように注意。

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ついでにクリヤ塗装をしておこう。以前にもまして綺麗にするためだ。

今回使うのはロックペイントの超高光沢のマルチトップハイクリヤーだ。

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マスタング用に買っておいたものだが、試しに使ってみた。

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確かに素晴らしい光沢だ。

 

出来上がりが楽しみだ。

中学生の体験学習

こんにちは。

 

市内K中学のサンドブラスト体験があった。一年生のひとクラスだ。

K中から直線距離で6キロほどの道のりを自転車で20分ほどかけて来てくれた。

 

田舎の中学と言っては失礼だが、市街地からちょっと外れた田園風景の中にある。こういった環境の子供たちは素直で好きだ。

体験の説明中もガヤガヤすることなくちゃんと聞いてくれる。

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作業に入り、見回っていると一人の男子生徒が刃の出たアートナイフを右手人差し指の付け根当たりでペン回しのように回している。

 

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それを見た僕はちょっと強い口調で、

「これ、そんなことやってると怪我するぞ。刃が出てんだろ?鉛筆じゃないんだから。危ないからやめな。」

こういう生徒がよく怪我をするんだ。

 

しばらくして「先生、指を切っちゃいました。」

さっきの子だ。だから言わんこっちゃない。カミさんが急いで絆創膏を取りに行く。

幸い傷は浅く、しばらく傷を押さえていたら止血した。

 

けが人は出たが、クラス全体としてはとてもよく出来ていた。

カットがすごくきれいで、大人顔負けの出来栄えの子が少なくなかった。

 

体験が終わり、クラスの代表の子がお礼のあいさつをしてくれた。

さっき怪我した子だ。

 

おやおや、君は学級委員だったの?

新ホームページ只今製作中!

こんにちは。

 

新ホームページ製作が佳境を迎えている。

今回のホームページはレシポンシブと言って端末がパソコンでもスマホでも自動的に配置し直して表示する今、先端の技術だ。

 

今までのホームページとはガラッと趣を変えるようにしているので何度も閲覧している人には「おっ!?変わったな。」とすぐにわかるはずだ。

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まだ案の段階で、気になるところがいくつもあり、もう少し詰めが必要だ。

 

今回のホームページはウェブデザイン会社に任せっきりにせず、細かいところまで僕も目を通して意見交換している。

ホームページはその施設、会社、そしてウェブデザイナーのセンスが試される場所だ。

 

おろそかにはできない。

続・フェイスブックの不思議 見えてきたからくり

こんにちは。

 

結局、僕はAさんをフェイスブックの友達から削除した。

思い返せばおかしなところがいくつもある。Aさんのページには友達リクエストをもらった男性のコメントが多数寄せられていた。

「めっちゃ可愛いです。♡♡ともだちになってください!」 とか、

「友達リクエストありがとう。♡♡綺麗ですね!」など。

リクエストをもらった男どもがハートをいっぱい付けて喜んでいる。

但しそれに対するコメントの返信はされていない。

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僕もリクエストをもらったとき、「こんなおじさんに友達リクエストなんて、だれかと間違えてない?」とメッセージを送ったら、

「いいえ、間違ってないですよ~。よかったらLINE友達になってゆっくり話しませんか。」などと返事がきたもんだ。

 

自分の顔を鏡に映してみる。どう見たってモテそうな顔じゃない。やっぱりヘンだわ。

 

ブログでフェイスブックの不思議を昨日書いて、明けた今日、別のフェイスブック友達のBさんからメッセージが入っていた。Bさんも一月ほど前に突然友達リクエストを送ってきた女性だ。

「友達リクエストを送っておきながらメッセージが遅れてすみません。パソコンの調子が悪くてなかなか送れずにいたのです。私、男友達がいなくて、いろいろお話してみたいです。ラインの友達になってじっくりお話ししたいです。私のIDは〇〇〇です。」

この文面を見たとき、相手は男だと思った。男の心理をよく分かっている。それにこの子のフェイスブック友達は男ばっかりじゃねーか。

 

AさんもBさんもどちらもLINEに誘ってくる。何かありそうだ。

僕は先輩の娘さんでSNS事情に詳しいYちゃんにこのことを聞いてみた。

「神谷さん、それアカンよ。多分フィッシング詐欺だわ。ラインのIDを乗っ取られたり出会い系や変なメールとかエッチな写真が送られてきたりするみたいよ。無視した方がえ~わ。」

 

そういうことなのか。

オトコなんて若い女性の名を語ればいくらでも釣れるということだろう。一月あまりで700人も友達を増やすなどいとも簡単なことらしい。

僕はBさんも友達から削除した。

 

 

「恋は遠い日の花火ではない。」

むかし、サントリー長塚京三さん演じる上司に若い女性の部下が思いを寄せるというテレビCMがあった。

男なら何とも羨ましいストーリーだが、現実には若い女性から友達リクエストをもらい、もしかしたら自分もモテているんじゃないかなどという、ありえない妄想を、おじさんたちよ、ゆめゆめ抱いてはならぬぞ。

 

失うものは大きいぞ。

フェイスブックの不思議

こんにちは。

 

最近不思議に思うことがある。フェイスブックの友達だ。

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僕のフェイスブック歴は3年ほど。ブログと同時期に始めた。きっかけは商工会議所の知人が集客につながるからやってみるといい、と勧められたのがきっかけだ。

ブログもそうだ。

 

僕のフェイスブックはほとんどブログ記事のシェアで、フェイスブックだけの記事はあまり書いたことが無い。

フェイスブックの友達は3年経った現在でも39人。大半は以前からの友人でフェイスブックだけの友人は15人ほど。そのうち常に「いいね」をくれるのは5~7人だ。その人たちは時にはメッセージもくれる。

僕から友達リクエストしたのは一人だけで、あとは友人の方からリクエストをくれた。

 

さて、不思議に思っている事なのだが、最近友達リクエストをくれたAさん。

僕は見知らぬ人からリクエストを頂いても基本的には承認しないのだが、Aさんが可愛らしかったので男の性(さが)で承認した。

その時のAさんの友達が140人ほどだったが、それからひと月ぐらいの間に800人を超えた。

Aさんは特に記事を書くわけでもなく、タイムラインには自身の写真があるだけで何も記載されないままだ。

友達は男性ばかりだ。

 

不思議に思うのはここだ。いいとか悪いとかではなく、なぜこんなに友達を急激に増やしているのか知りたいのだ。何かいいことあるのだろうか?

 

因みに僕の場合、フェイスブックが集客につながらないことは十分に分かった。

 

僕は友達は40~50人で十分だと思っている。それ以上いても彼らのページを見る時間が無い。友達になった以上、たまには「いいね」を送ったり、コメントの一つもしようと思うからだ。

 

中にはドバイの友達もいて、彼のリクエストを承認してから何ら「いいね」もコメントもない。彼のページを見てもアラビア語でさっぱり分からない。

なぜリクエストしたのか英語で尋ねても「Hello !」と帰って来ただけで回答はなかった。

 

こんなのが友達と言えるのか?

 

友達は多いほどいいのだろうか?

以前商工会議所の知人がセミナーに来ていた時、彼のスマホの音が頻繁に鳴り、そのたびに机の下で返事をしていた。100人以上の友達がいると言っていたが、返事に忙殺されて多分セミナーの何も身に付かなかっただろう。

 

何事もほどほどがいいのでは。

1971 マスタングマッハ1 左クォーターパネル溶接4 ファーストバックとホイルハウス

こんにちは。

 

ファーストバック部分は板金溶接用Y型クランプを使う。

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溶接完了したファーストバック部。

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今までビームに挟んだだけだったクォーターパネルのジョイント部もビームとしっかり溶接する。

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ここはスポットとプラグ溶接の両方を使う。3枚のパネルが複雑に組み合わさった部分だ。

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続いてホイルハウス。内側もスポット部の塗装は剥がしておく。

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勿論外側もだ。

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溶接開始。下から見上げたところだ。

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溶接ピッチはオリジナルよりも細かくしてある。強度を稼ぐためだ。

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ホイルハウスの内側は狭いためホイルハウス用のチップを使う。中央は消耗したチップ、右は僕が削りだして作ったチップ。

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スポット溶接のメリットはひずみが少ないことだ。