館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

矢田小の町探検

こんにちは。

 

美術館から直線距離で500メートルほどの所に矢田小学校がある。

僕の母校でもある矢田小はこの地域の区画整理事業により生徒数が増え、今では900名を超える市内でも屈指のマンモス校になった。

きょうは3年生の児童たち30人ほどが校外学習の「町探検」にやってきた。

3年生だというのに列になって規律正しくやってきて、美術館前のアスファルトの上に整然とちょごんで先生からの注意を聞く。美術館に入る時も一列に並んで行儀よく入ってくる。

これを見たカミさんがいたく感心して、

「見て、あの子たち。まだ3年生なんだよ。すごい!おりこうさんだなぁ。」

と感嘆の声を上げた。

 

美術館の展示作品を見てもらってから質問タイムに入る。大体質問の内容は決まってくるので答えに困ることはない。

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引率の先生はちょっと太めの男性教諭で丁寧な言葉づかいで生徒たちに接していた。子供たちが実に先生の言うことをよく聞くのだ。

カミさんによれば、「あの先生、普段は優しいけど、叱る時はきっと怖いんだよ。」

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質問タイムは30分くらいだった。質問が出尽くしたころに先生が、

「ほかに質問はないですか・・、無いですか? 無いよう・・」

その時一人の男子生徒が手を挙げた。

 

「あるのか‥。」

先生のその言い方というか「なんだ、まだあるのか」というニュアンスが滑稽でカミさんは大笑いをしてしまった。

 

最後に先生が、「〇〇君、館長さんに最後のご挨拶をしてくださーい。」と声をかけると、〇〇君は、

「それでは皆さん館長さんの方に向いてください。」と言った。

そこですかさず先生が、

「お前が向けよ。」と突っ込みを入れたのだ。

その後は大爆笑だった。

 

なんとも楽しい町探検だった。