こんにちは。
ホイールハウス溶接の続きだ。これはタイヤハウスの内側から前方を見たところ。
オリジナルとレプロの合わせ目、およびロッカーパネルとの接合部(丸穴)を溶接していく。

ロッカーパネルとのプラグ溶接穴。鉄板の板厚に対する標準電流よりも強い電流で溶接する。溶接を確実なものにするためだ。
ただし、一回の溶接は一瞬で終わらせる。でないと鉄板が溶け落ちて穴が明く。一瞬の溶接を何回か繰り返して一つのプラグ溶接を終える。
結果として標準電流で連続溶接するよりも入熱が少なく、溶接も確実なものとなる。

溶接肉盛りをサンダーで仕上げる。クレーターがあれば再肉盛りする。

反対側はこんな感じ。ジンクとプラサフが燃えて黒煙が上がっている。

続いてホイールハウスの中央部。レプロとオリジナルの重なりは25ミリほどある。その中央あたりをサンダーで磨いて地肌を出す。

スポット溶接をする。

スポット溶接終了。

継ぎ目を隙間なくシーム溶接していく。スポット溶接した重なり部分ももちろんシーム溶接する。

ホイールハウスの内側から見上げたところ。

外からも中からもシーム溶接するので溶接痕が二重になる。

最後は綺麗にサンダーで仕上げる。

まだまだ完了とはいかない。