館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

京都の修学旅行生

こんにちは。

 

きょうは可愛い児童たちがサンドブラスト体験にやってきた。京都の小学6年生で修学旅行でやってきたのだ。

この後吉良の旅館に泊まるそうだが、修学旅行のメインはなんとうちのサンドブラスト体験なのだそうだ。

修学旅行の目的地に選んでもらえたなんて正直驚きだ。なんとも光栄なことである。

 

小学6年生ということで元気のいいやんちゃな子供たちを想像していたのだがまるで違った。

小学生らしい元気さはあるが、実に礼儀正しく、言葉づかいも丁寧で好感の持てる児童たちだった。

大人でも敬語が使えずタメ口の人が少なくないというのに、この子たちには感心してしまった。

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カットが終わるとブラストをしている僕の所へ作品を持って、後ろで行儀よく並んで待っている。

彫りが終わると僕がグラスに書いてある名前を読んで「○○さ~ん。」と呼ぶと。後ろで「はいっ。」と返事をする。出来上がった作品を渡すと、「ありがとうございました!」と大きな声でお礼を言う。

なんともすがすがしい子供たちだ。さすが礼儀を重んじる京都の子供たちだと思った。

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体験が終わり児童の代表の子が僕たちにお礼のあいさつをしてくれた。

緊張しているもののしっかりとした口調で体験の感想を聞かせてくれた。

僕らは彼が不安を抱かないようにと、笑顔で彼の一言一言にうなずきながら聞いた。

 

子供の一所懸命な姿は、時にどんな偉人の名言よりも人を感動させる。

 

僕らは子供たちの姿が見えなくなるまで見送った。