館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

タイムトンネル万華鏡

こんにちは。

 

タイムトンネルという映画があった。

いまからおよそ50年ほど前のアメリカのSFテレビ映画で、たしかアリゾナ砂漠の地下深くに建設されたタイムマシンで、人間を過去にも未来にも送り出せる巨大な機械。それが未完成のままドラマが始まる。

少年の僕は夢中で観たものだ。

 

そのタイムトンネルをイメージした作品にタイムトンネル万華鏡がある。

円筒状の鏡に映る模様は三角の鏡と違い、独特な柄になる。

 

そのタイムトンネル万華鏡、のぞき窓が三つあって、それぞれに見え方が違う作りになっている。

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本来、展示台の上に動かないように固定されていたのだが、お客様が動かそうとするうちに本体が回るようになってしまった。

そのため電線コードがねじねじになってしまった。

このままでは危険だ。

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銅線がショートして火花が出かねない。

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そこで展示台から外して独立した脚を作ることにした。

丸く切ったランバーコアの表面にパテを塗り、サンダーで木目が消えるまで磨き上げる。

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プラサフを吹く。

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乾燥したら再び磨いて上塗りする。