館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

泣きました エール最終回

こんにちは。

 

朝ドラの全話を観たのは今回のエールが初めてでした。

それほどエールのストーリーは笑いあり涙ありの感動作でしたね。

役者さんも素晴らしく、オペラ俳優さんや音大出の女優さんを起用するなど歌唱力抜群のキャストが揃っていました。

二階堂ふみさんて歌がお上手なんですねー。びっくりしました。

 

あの時代、夫唱婦随が当たり前のようなあの時代に、あれほどお互いを尊重し支えあう夫婦があったんですね。とても美しく描かれていました。

 

僕は映画評論家ではないのでここで長々と感想を書くのはためらわれますが、泣けたのは最後のシーン。

乳がん末期の音が「海が見たい・・」と言って裕一に支えられて歩き始めた足元。

やせこけた音の足が次第に若々しい足に変わっていったの、皆さん気づきました?

このあたりの描写は連ドラの領域を超えてもはや映画です。

その直後、祐一と音が砂浜をはだしで走る若かりし頃の姿に変わっていました。

きっと二人は出会った頃の心に帰っていったのでしょう。

f:id:mikawakougei:20201127004459j:plain (NHKサイトより)

 

ここで涙腺が決壊しました。

音の死という悲しい結末を描かずにハッピーエンドにして見せましたね。それこそがコロナ禍で必死に生きているみんなへのエールなのでしょう。

楽しい時も苦しい時も一緒に乗り越えて、

 

仲良きことは美しきかな

 

カミさんをもっと大事にしなきゃ、と思う今日この頃です。