館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

スマイル万華鏡の修理

こんにちは。

 

スマイル万華鏡の修理をした。

きょう、まる一日かかって。

 

実はちょっと前、閉館後の点検をしていてスマイル万華鏡の鏡が割れているのに気が付いた。

スタッフの話では今朝は割れていなかったという。

防犯カメラで録画を再生してみると若いカップルの女性の方が、備え付けの三脚を無理に中に入れようとした瞬間に割れたのを確認。

お客様はそのあと何食わぬ顔で帰ってしまった。

 

まさかとは思ったが、恐れていたことが起こってしまった。

万華鏡の中に顔や手を入れないでと書いてあるが、守ってくれないお客は少なくない。

 

本修理は全部分解して鏡の交換だが、1週間以上かかる大修理になる。

幸い割れは小さい範囲だったのでアルミアングルで隠すことにした。これなら鏡のガードと補強にもなる。

開口部に沿ってアルミアングルでトリムした。

 

三角形は四角形に比べてコーナーをきちっと合わせるのが難しい。

手作業で削って合わせた。

 

なかを見るとアルミトリムがドームのフレームのように映って、これはこれで楽しい。

 

相手は割れ物だ。

お客様には気を付けてご観覧いただきたい。