こんにちは。
きょうは営業日だが、午前中安城市の厚生病院に行かせてもらった。右大腿部と右鼠径部の痛みの原因を診察してもらうためだ。
西三河地方では安城市の厚生病院か、刈谷市の刈谷総合病院が高度医療で信頼が厚く、人気なのだ。
だからつい昨日、この痛みで診察してもらった西尾市内のY病院整形外科の先生に、厚生病院で診てもらいたいからと紹介状をお願いしたのだった。そしてたまたま翌日のきょう、予約が取れたのだった。
行ってみると大勢の患者さんが待合にいて、僕の予約時間である10時半を過ぎても順番が回ってこない。そして待つこと1時間、11時半を過ぎてようやく診察にこぎつけた。
診てくれたのは40代と思われる比較的若い男の先生で、僕のMRI画像を見ていた。
紹介状の中に僕のMRI画像のデータを収めたCDRomが入っていたのだ。
先生は僕の脊髄画像を見ながらこう言った。
「神谷さんの脊髄はきれいですねぇ。僕よりきれいですよ。言ってみれば30代の脊髄です。脊柱管も広くて、神経の入る隙間が大きい。これなら椎間板ヘルニアになる心配もないでしょう。」
脊髄を褒められるのは初めてだ。
「でもY病院で脊柱管が少しくぼんでいると言われました。」と僕。
「ここですか? これくらいは圧迫とは関係ありません。こんなに隙間があるじゃないですか。」
「でも先生、痛みがあるんですよ。」
「痛みというのは体の防衛機能なんです。痛みを出して『無理しないでくれ』と体が訴えているんですよ。誰でも加齢によってあちこち傷んでくるものです。痛み止めで痛みを取ることはできますが、痛みが消えたからと言っていつも通りに無理をしてしまう。これはよくないことなんです。」
「はぁ。」
「しばらくは痛い部分をかばうように無理しないことです。そうすることで忘れたころに『そういえばいつの間にか楽になったかな?』といった具合で良くなっていくんです。」
先生は続けて
「癌も感染症もありませんから手術するようなものでもありません。痛みのピークは過ぎていると思いますから、1か月養生しながら様子を見ましょうよ。」
なんだかよくわからないまま、先生に説得された感じ。
薬の処方も無しだ。(笑)