こんにちは。
三島由紀夫の小説の舞台となった神島。今年7月にカミさんと訪れたのだが、今回は僕の4つ年上の叔父さんであるSUさんと行くことになった。
10月の初めに男同士で近場の旅行だ。カミさんは娘の結婚式が近いのでいろいろ用があるからということで今回は見送ると。
今回は島内見物だけでなく、天体望遠鏡を持ち込んで星空観望といくのだ。
少年の頃からずっと影響を受けてきたSUさんとの天体観測、今からワクワクする。
こんにちは。
実はずっとモヤモヤしていた。死んだウグイスを埋葬したことを。
たかが小鳥の死がい一羽のことであるが、ウグイスの鳴き声を聞いた時のほっこりした感動を思い出すと、このまま柿の木の下で土に戻してしまうことが残念でならなかったのだ。
夜になってふっと思いついた。 そうだ。剥製にしてやろう。今ならまだ間に合う。
夜中の12時過ぎになって懐中電灯を持って裏の畑へ。
懐中電灯の灯りを頼りに柿の木の根っこのあたりを小さなスコップで丁寧に掘り返す。ウグイスを傷つけないようにだ。
白いティッシュが見えた。今回はたまたまティッシュにくるんでやったのだ。ティッシュが見えたら後は手でそーっと土をどかしていく。
良かった。ウグイスに土がついていない。
ウグイスを掘り出して程なく雨が降り出した。その雨は土砂降りになった。
「良かった、間に合った。」
なんだかウグイスが掘り出してくれるのを待ってたみたいだ。
ネットで剝製屋さんを探すと東京の業者が出てきた。
東京、中野の叔父さんが猟銃の免許を持っていて、その昔、カモのはく製をもらったことがあったのを思い出し、剥製を思いついたわけだ。
小さい小鳥でも2万円はかかるらしい。
ウグイスを新しいティッシュに包み直し、ジップロックに二重に密封して冷凍庫に入れた。
翌日、カミさんに「東京へクール宅急便を送ってくれ。」と頼むと、「クール?、いったい何を送るの?」
「昨日のウグイスだよ。」
カミさんは一瞬びっくりした顔をしたが、事情を話すと
「剥製かぁ、良く思いついたわね。」と賛同してくれた。
こんなこと、供養になるかどうかは分からないが、生きていた時の可愛らしい姿を残してやりたかったのだ。自己満足にすぎないけど。
仕上がりは一か月後だ。
こんにちは。
きょうは休館日。
お休みとは言っても、起きて真っ先に行くのは美術館1階の教室、工房だ。
教室の玄関に行くと、玄関の脇に何やら落ちている。
小鳥だ。
初めはスズメかなと思ったが、羽の色がちょっと違う。茶色と緑が混じったような色で、いわゆるウグイス色といった感じ。
少し羽が動いた! まだ、息があるのかもしれない。顔を近づけてじっと見る。
いや、やっぱり死んでいるようだ。さっき羽が動いて見えたのは風のせいだったのだろう。
手袋をして手に取ってみた。まさかウグイスなわけはない。以前、バーゴラにメジロが留まったことはあった。でも、目の周りは白くない。
インターネットの画像で調べてみると、やはりウグイスのようだ。 初めてこんなに間近に見る。
そういえば、春になるとどこからともなくウグイスの「ホーホケキョ」という鳴き声を聞くことがあった。
この子だったのだろうか。
こんな小さな体で、あんなにキレイで大きな鳴き声を出すんだ‥。
背中にはうっすらと斑点模様がある。尾羽が綺麗だ。
窓ガラスに激突したようだ。山で暮らしてりゃ長生きできたろうに、人里は危険がいっぱいだ。
ガラスに鳥が衝突することはよくある。 たいていはハトだが、ハトは体が大きいためか、脳震盪を起こしてしばらくフラフラしても、いつの間にかいなくなることが多い。
スズメは大抵オダブツだ。
だけどウグイスは初めてだ。かわいそうに。
ティッシュペーパーにくるんで裏の畑の柿の木の根元に埋めてやることにする。
うちでは動物が死んでいるのを見かけるといつもこの柿の木の根元だ。
お念仏を唱えながら埋めてやった。
こんにちは。
このところ昼間はまだまだ暑いものの夜はずいぶん秋らしくなった。これから僕の大好きな秋が始まる。
さて、きょうはマスタングのパワーウィンドウのお話だ。
僕のマスタングのドアガラスは運転席側も助手席側もガタがあった。ガラスの開け閉めの途中で止めて、ガラスを手でつかんで上下に引っ張ったり押したりしてみると、5~6センチほどガラスが動く。本来の遊びは少しなはずだ。
ウインドウレギュレーターのリンクのガタかと思って東和自動車さんに聞くと、
「神谷君、そりゃあモーターのトルクピンが潰れとるんだわ。いっぺん、モーターを分解してみやぁ。」
これがオリジナルのパワーウィンドウモーターだ。右下にあるギヤでレギュレターのアームを上下するのだ。このギヤのカバーを外してみる。
真っ黒なグリスに混じってなにやら固形物がある。
ギヤを抜いてみると中にはおむすび型の空洞があって、破片のようなものがいくつもある。
これらも掻きだして全て取り出してみよう。
丸いカップのようなものが出てきた(右上)。その下はギヤの裏側だ。カップとギヤの裏側を組み立てると円形の空間が3つ出来る。そこに何やら入っていたのだ。
その何かは粉々に砕けてしまっているが、それがトルクピンなのだ。
トルクピンはこんな円筒形のプラスチックだ。
このパーツでモーターのトルクを伝達するわけだ。よってトルクピンってか?
これを交換すればカップとギヤの隙間が無くなってガタは無くなるはずだ。
こんにちは。
随分長いこと欲しいと思っていたスポット溶接機がついに手に入ったのだ。
古い機械なので、外観こそ錆びあり傷ありへこみありで、新品のような綺麗さは無いが、ちゃんと作動してくれれば全く問題は無い。
運送会社が届けてくれた時はパレット梱包。PPバンドで木製パレットに固定され、上からプッチンとストレッチフィルムで包装されていた。
この溶接機、重量が100キロほどあるようで、フォークリフトが無いとトラックから下ろせない。幸い家には貸倉庫に貸先の所有するフォークリフトがあるため、これをお借りして下ろすことができた。
梱包の中には、オークションの写真に写っていなかった手動のスポットガンと取り扱い説明書が付属していた。アームの長いスポットガンは奥の方の溶接をするときに役立つ。青いスチール箱の中身は交換用の溶接チップだ。これは助かる。
非常に助かるのが取説の付属だ。溶接のコツや注意点が記してあり、これがあったおかげですぐに溶接テストが出来る。
機械に取り付けられていたのはエアー式スポットガンだった。手動のものに比べ強い力で鉄板を挟むことができ、安定した溶接が出来るのだ。
全長は40センチ、エアーシリンダーの部分は直径が5.5センチほどある。とても重い。
スポット溶接のほかにシーム溶接など、連続溶接もできるようだ。
この溶接機の出力は最大16000アンペアという強力なもの。TIG溶接や半自動溶接機に比べて二ケタも大きい。スポット溶接は電気を食うというのは本当らしい。
性能を十分発揮させるためには電源を三相200ボルト50アンペアに増設しなければならない。近々、増設するつもりだ。
試し射ちをしてみた。スポット溶接部の径は使用するチップの径と溶接強さによる。4段階あるうちのレベル4(最強)で溶接してみたのが左側。直径4ミリくらいだ。現在の電源が30Aなので増設すればもっと大きいスポットが出来るだろう。
三機種揃った我が家の溶接機。
右から半自動溶接機、真ん中がTIG溶接機、左が今回入手したスポット溶接機だ。半自動とTIG溶接機は新品で購入したが、スポットはさすがに新品とはいかなかった。新品なら数百万円はするからだ。こいつは送料込みの4万円で落札できた。
だからきょうはとても嬉しい。一昨日の「困ったことだらけの1日」と大違いだ。
これを見てカミさん、
「ここまでくると、趣味なんてレベルじゃないわね。」(笑)
これだけ揃えばたいていの溶接はできる。 ^ ^
最後にヤフオクの注意点を一つ。
ヤフオクで安価に落札できるかどうかは運しだいだ。今回は運よく28000円で本体を落札できたが、どうしても欲しい人や悪意のある人が見ているとこんな価格では落札できない。
ほとんど出てこないレアな商品なら話は別だが、今回のように時々出品される溶接機などはちゃんと予算を決めておくことだ。
中には競争で熱くなってしまい、凄い値段を付ける人がいる。
また、買う気もないのに悪意で値段を吊り上げる輩もいる。
先日など6~7万円でじわじわ上がっていた溶接機のオークションが、ある時いきなり20万円に跳ね上がり、最後の5分でなんと40万円まで吊り上がった。
結局40万円で落札したそいつは、すぐに落札を取り消した。その後この商品は再出品され、6万円で他の人に落札されている。
このように、こんなとんでもない相手に当たると大損をするので皆さん、くれぐれもご用心を。
こんにちは。
このところずっと夜の酒盛りをしながらふけっているのがこのブログ書きとビデオ編集だ。
ビデオ編集に使用しているパソコンとソフトはSonyのバイオとアドビ プレミアプロだ。
バイオはちょっと古いがタワー型でペンティアムが二つ搭載されたデュアル・プロセッサー。AV(オーディオ&ビジュアルのこと、アダルトビデオではない) 編集に特化したパソコンだ。
今年の2月の末に行われた同窓会のビデオで、忙しさにかまけて手付かずだったのだ。
現在はエンドロールと挿入曲の編集中。
アドビ プレミアプロはアドビ社が提供するプロユースの高機能ビデオ編集ソフトだが、プロユースゆえにあまりにも機能が多すぎて、380ページにも及ぶ百科事典のようなマニュアル本と格闘しながらの編集である。
あと少しの所まで来てはいるが、友人からはまだかまだかと急かされている。
やんなっちゃう。
こんにちは。
外はものすごい雷雨である。
午前中はどんより曇ったはっきりしない天気だったが、ラジオが西三河南部に雷雨注意報が出ていることを伝えた。西三河南部とは安城、西尾、碧南といったこのあたりのことである。
しばらくすると遠くで雷鳴が聞こえ始め、雨も降りだした。雨も雷もみるみる強くなり、傘を差しても外に出るのが恐ろしくなるほどだ。
僕の人生の中で雷なんて何度も経験しているが、今日ほどの雷は初めてだ。雷のゴロゴロという音量はたいていの場合一定ではなく、ときに止む一瞬もあるものだが、きょうの雷鳴はまるで大型ヘリが低空飛行を続けているように止むことが無かった。
クルマでお越しのお客様も車から出られないでいる。
お昼の1時ちょっと前だったと思うが、外で
シャー、バリバリバリ‥、ドガーン! というものすごい音がしたと思ったら床が揺れ、テレビもエアコンも一瞬で止まった。
停電である。
久しぶりの停電だ。僕はカミさんと交代の昼食を一人で摂っていた。
教室も美術館も照明、空調、展示物の電源全てが落ちてしまっている。
そして僕が午前中作業をしていたパソコンも停止している。古いパソコンなのでバッテリーはほぼ死んでいる状態で常に家庭電源で使っていた。
「ガ~ン!データーが消えた~!」休憩前に保存していなかった。Illustratorには自動保存機能が無いのだ。
そしてきょうは午後1時から蒲郡の折り込み広告社から取材の依頼を受けていた。
グーグルストリートビューのような館内の動画を取らせてほしいということで、3階だけ許可させていただいた。ところが電源が落ちていては展示物の撮影ができない。記者の女性は仕方なく帰って行った。
さらにきょうは午後からステンド教室の日だ。照明や電源が無くては教室が出来ない。生徒さんに連絡しようにも、皆さん名簿の電話番号は自宅だ。もう家を出ていて連絡がつかない。
カミさんも取材とお客様対応と、生徒さん連絡でパニック状態だ。
仕方ないこととはいえ、停電なんてあってはならない。それくらい困った災難だった。
長い停電が復旧したのは1時25分頃。教室の始まるほんの3~4分前だった。
すぐに広告社に電話をし、電気が復旧したことを記者の方に伝えてもらった。取材のやり直しである。
教室も停電の話題で持ちきり。あちこちでお巡りさんが出て交通整理に当たっていたそうだ。
教室が終わるころにはそれまでの荒天が信じられないほどの快晴だった。
大変な一日だったなぁ、としみじみ思っていた時だ。
ラジオから「西尾市の住崎―刈宿間で事故のため渋滞」というアナウンスが。通行止めは矢田小学校と上矢田の間だという。
すぐ近くじゃないか。閉館時間になったので美術館を閉めカミさんとウォーキングがてら様子見に出かけた。
パトカーが道を塞ぐように斜めに止まって、その先には‥、なんと横転したトラックが。
それこそ道に対してほぼ直角に横転していて、全く車が通る隙間は無い。
脇のガードレールがなぎ倒され黄色の陸送車がレッカーの到着を待っている。この渋滞ではここに来るまでも大変だろう。
沿道にいた見物人に聞くと、単独事故でブレーキ痕が無いことからスマホでも捜査してたんじゃないかって言ってた。もしかしてポケモンGOか?
フロントガラスは大破して失われていたからドライバーは無傷ではなかったはずだ。救急車で搬送されたか?
それよりもここは通学路だ。見ると下校の小学生もちらほら歩いている。
子供が巻き添えにならなかったことは幸いだった。
「矢田小南」の交差点ではお巡りさんが迂回を誘導していた。その向こうには長~い渋滞の列がどこまでも続いている。 全く迷惑な話だ。
最近ウォーキングや車の運転中によく見かけるのが対向車のドライバーが携帯を耳に当てている姿、スマホを操作するためにチラホラ下を見るドライバー、かと思えば運転席前のテレビを映るように改造し、観ながら運転するドライバーなど、いずれも法律で禁止された行為だ。
みんな自分は関係ないと思っている。
運転する気構えがこんなに緩んでしまっているのに交通事故が減るわけないわな。
因みにパソコンのデーターであるが、わずかなバッテリーの容量で休止状態になっていた。助かった~。^ ^