館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマ遮断機の取り付け準備

こんにちは。

 

きょうは純金ゴールド放送の影響か、沢山のお客様が訪れて、昼間はジオラマの製作作業はできなかった。

閉館後に頑張って遮断機の取り付け準備をする。

今回取り付けるのは線路が道路と斜めに交差する踏み切りだ。

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まずは仮置きして通過電車と干渉しないか確認。ムーブメントとのリンク穴を明ける。

目標は今月中に左岸すべての踏切遮断機と警報器を取り付けること。これができないことには地面に舗装や木々が植えられない。

 

放送ではカットされたが物まね芸人沙羅さんと指切りしたんだ。

「♪ 嘘ついたらステンドグラス1000枚の~ます ♪」

「飲めるか!そんなもん!」(笑)

1971 マスタングマッハ1 右デッキショルダー修復3

こんにちは。

 

車のレストアに興味のない人から見れば全く面白くない記事だと思いますが、こんな記事でも読んでくださる読者の方がいらっしゃるので今日も書きます。

デッキ(トランク)のウエザーストリップが入る溝。こういう曲面のある複雑な立体形状は製作が難しい。

こんどは反対側に曲げるため、前回付けた " ゲタ " を取り去って前回と逆の方向に叩く。もちろん反対方向に曲げるための金型を作ってからだ。

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そうしてできたのがこちら。

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次に以前作ったショルダー部分。これのリップ部分を作る。

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曲げる部分に切り込みを入れる。ソフトハンマーで曲げていく。

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直角に曲げた。

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切り込み部をTIG溶接してつなぐ。

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余分なところをカットし、オリジナルと同じ形状にする。

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これでオリジナルに継ぎ足す準備ができた。

スターフライヤーの機内誌に載りました!

こんにちは。

 

きょうの純金ゴールド、面白かったですねぇ。

自分で見ても笑えるほど楽しい構成になっていました。沙羅さんのキャラ、面白すぎ !

 

さて、去年の7月に取材のあった航空会社スターフライヤーの機内誌が完成。送ってくださいました。令和2年1月号です。

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そういえば年末に沖縄に向かうとき、セントレアでこのSfのマークのある垂直尾翼を見かけたなぁ。

 

今回掲載されたのは「デザインのある光景」のコーナー。見開き2ページの大きな記事です。

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ソラシドエアの機内誌の時もそうでしたが、機内誌に載るというのはなんだか誇らしく感じます。

理由はよくわかりませんけど、空の上で当館の記事が読まれることにワクワクするのです。

 

この記事はウェブページでもご覧いただけます。↓

 

 

 

純金ゴールド 明日放送

こんにちは。

 

昨年11月30日に取材のあった中京テレビの人気番組「PS純金ゴールド」の放送が明日1月10日午後7時から始まります。

 

一番の思い出は綾瀬はるかさん似の物まね芸人沙羅さんとのトーク

僕は取材が終わるまで本当に綾瀬はるかさんかもしれないと思っていましたし、彼女の持ちネタを目の前で見せてくれたときは綾瀬はるかさんって物まねするんだ。意外だなぁと感心したものです。(笑)

 

あとでカミさんが、あなたのために芸を披露してくれたなんてすごいラッキーなんだから、と言っていました。

撮影の時はあまりピンときませんでしたが、終わって思い出してみるとずいぶん幸運なことだったんだなぁとしみじみ思いだします。

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詳しい内容はぜひテレビをご覧ください。

沙羅さんのかわいらしさが際立っていますよ。^ ^

ジオラマ遮断機製作再開

こんにちは。

 

マルチリンガルシステムも終わって一段落。

ずっとお預けだったジオラマ遮断機の製作を再開する。

今やっているのは基板の追加分の製作と、遮断機を動かすムーブメントと基板の連結配線だ。

 

これまで踏み切り遮断機を2~3か所付けてみて作業がしにくいことが分かった。

ネクター接続にしてムーブメントと基板が分離できたほうが作業が楽なのだ。

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だからすでに作った基盤も改造しながら配線している。

 

実はジオラマ完成を急がなきゃならない理由がある。

去年の12月、純金ゴールドという番組で綾瀬はるかさん似のものまねタレント沙羅さんと指切りの約束をしてしまったのだ。3月までに完成させると。

放送日は10日だ。

重ねてきょう、NHKのディレクターさんと取材の打ち合わせがあって、そこでも今年中には完成させると公言してしまったのだ。

 

さすがに3月はちと無理かなと思うけど、今年はジオラマに全身全霊で打ち込もうと思っている。

 

がんばるどー !

1971 マスタングマッハ1 右デッキショルダー修復2

こんにちは。

 

傷んだオリジナルのデッキショルダーを切り刻む前に元の形を正確に記録しておかねばならない。立体的にだ。

ベニヤと角材を使って形状を立体的に再現できるような型を作る。

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完璧に形状を捉えるのは困難なため、部分的にできた隙間はこうして写真に撮って記録する。あとでこのように再現するためだ。

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ここでデッキショルダーの修復にあたり、一番複雑で難しい形状を再現するために金型を作る。ウエザーストリップが入る、複雑な三次曲面だ。

 

12mmのフラットバーを削って曲げ型を作る。

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オスメス二つの型を作って鉄板を挟み、シャコ万でプレスする。強力なシャコ万でないと、シャコ万自体を破壊してしまう。

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溶接部分の1mmの段差をプレスで作る。

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ソフトハンマーで叩いて少しずつ曲げていく。

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さらに中側に曲げる。

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さらなる曲げはシャコ万のヘッドが大きすぎて邪魔になり、できない。

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そこで下駄を履かせることにする。12mmのフラットバーを溶接した。

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それをバイスで挟み、慎重に叩いて曲げる。

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作業の難易度が上がっていく。

人違い

こんにちは。

 

きょうは西尾警察署へ車庫証明書をもらいに行った。愛車のセイバーを買い替えるためだ。

手続きを終えて警察署から出ると警察署の正門から一人のビジネスマンが入ってきた。

紺色のスーツを着て首から名札を下げ、右手には薄い鞄を抱えている。

地元の新聞〇〇時報社のSさんだ。

僕とSさんとの距離はおよそ10メートル。

 

僕はちょっと大きめの声で

「Sさん、こんにちは!」と声をかけた。

Sさんははっとした様子でこちらを向いた。

Sさん 「こんにちは。」

僕 「ガラス美術館ののものです。」

Sさん 「ああ、どうも。」

僕 「おひさしぶりです。」

以前Sさんには何度か取材をしていただいて、顔見知りだった。西尾工芸家協会の時も取材を何度か受けたからだ。

 

Sさん 「そうですね。」

すれ違いざまに

僕 「どうですか?調子は。」と声をかけると、

Sさん 「ぼつぼつですかねぇ。」と言って笑いながら署に入っていった。

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そのとき、Sさんの首にかけている名札が見えた。Nと書いてある。

あれっ、Sさんじゃないの?

 

雰囲気は似ていたが、よくよく思い出すとSさんではない。赤の他人だ。

彼も僕のことなど知らないはずだ。

だけど気持ちよく会話が成立しているところがおかしい。

 

彼も今頃、あの人、誰だったっけ。と、不審に思っているに違いない。

 

ま、どうということはない。