館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

こけた・・自転車で

こんにちは。

 

仕事が終わって市の広報を班長さん宅へ配りに行った時のこと。

もうすでにあたりは薄暗く、自転車のライトだけでは暗いので右手にLED作業ライトを持って運転していた。

縁石のあるカーブを曲がるとき、前輪が縁石ブロックを超えられずに滑って右に転倒。

LEDライトを持っていた右手で地面に手を着いたので、多分小指が逆に曲がった。

 

今年度から市の広報発行がそれまで月2回だったのが1回になった。それに伴いボリュームアップ。とても重くなった。

自転車の後ろのかごからは広報がぶちまけられた。

 

痛みをこらえてそのまま広報を配り終えたが、家に帰ってみると右手が腫れている。

小指の付け根から下にかけて腫れている。指を曲げたり伸ばしたりすると小指の付け根の関節とともに下の筋肉あたりが痛む。

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左手と比べると腫れが分かる。

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湿布をしたが、じっとしていれば痛みはないので骨折はしていないと思う。

多分捻挫だ。

 

夜の自転車は気を付けよう。

3階建てオフィスビル 2階の造作

こんにちは。

 

1階の造作ができたら2階の造作に入る。

1階と2階はアトリウム(吹き抜け)にしたいと思っていた。

吹き抜けには人が下に落ちないように手すりが必要。そこで手すりを作る。

使うのは0.5mm厚の透明塩ビ板。それに手すりに当たるシルバーのコパーテープを細く切って貼り付ける。ステンドで使う材料だ。

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手すりと支柱のように貼る。

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カッターで切れ目を入れて折り曲げる。それを2階フロアに接着する。これは上下逆さまに見ている。

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これを1階の柱に取り付ける。2階のフロアと1階の柱はネオジム磁石でくっつくようになっている。メンテで分解しやすくしているのだ。

机や椅子を取り付ける。

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人物も配置する。女性と男性は同僚かしら。

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その様子を手前のテーブルで見ているのも社員?

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次は3階の造作だ。

足元ランプ 増産!

こんにちは。

 

このところミュージアムショップの足元ランプ(六角ランプ)がよく売れる。

もともと人気商品だけど、最近は特に。

 

体験コースの足元ランプと同じ材料で作ることもあるが、もちろんプロが作るので仕上げがきれいなのは言うまでもない。

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一番苦心するのは色の組み合わせだが、それも楽しみのうちだ。

きょうは3個作ったがまだまだ足りない。

形の違うものも作ってみたい。

 

頑張らないと。^ ^

屋根塗装

こんにちは。

 

最近、また屋根塗装をしている。塗膜が一部剥がれてしまうからだ。

剥がれているのはシティー瓦のひびや割れを補強した部分だ。補強はガラスファイバーのシートとスリーエムの刷毛塗りシーラーで塗り固めた。

しかしどうやら刷毛塗りシーラーとニッペファイン4Fベストとの相性が良くないようなのだ。

下地を剥がすわけにもいかないから、剥がれた上から上塗りする。

この際、研磨パッドで足付けしてミッチャクロンマルチを吹き付け、その上にファイン浸透造膜シーラーを2度塗り、その上からさらに4Fベストを2度塗りする。

とにかく厚膜になればはがれにくいだろうというのが僕の考えだ。

 

剥がれたところだけでなく、全体を2度塗りするわけだ。

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思い返せばこれをやり始めて11月末で丸3年になる。

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足場もかなり傷んできた。

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今年中には終わらせたいね。

1971 マスタングマッハ1 クォーターガラスの交換2 取り付け

こんにちは。

 

昨日はクォーターガラスの分解を行った。今回はクォーターガラスの組み立てに入る。

これが新品のウエザーストリップ。リップがつぶれておらず、柔らかだ。

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モールディングに滑らかに入るように石鹸水または台所用洗剤を水で薄めてゴムに塗る。シリコンやCRCなどは使ってはいけない。あとで接着剤を使うことがあるからだ。

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モールディングにも石鹸水を塗る。

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モールディングの上の方からウエザーストリップのリップ部分を溝にはめ込んでいく。

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モールディング下部の曲がり部分にウエザーストリップが差し掛かったら、指先でウエザーストリップの先端を押さえながらモールディングの溝にはめ込んでいく。

多少入りにくいが石鹸水を付けながら焦らずゆっくりはめていく。

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奥まで入った。

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この時、反対側はウエザーストリップの角の肩がモールディングの端に触れていなくてはならない。

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このままだと上に引っぱるとまた抜けてきてしまうので、モールディングの曲がりの溝をハンマーで叩いてカシメておく。この時モールディングの下には当て金を当て、モールディングが広がってしまわないようにミニ万で挟む。

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次にガラスを取り付けるのだが、隙間を埋めるためのゴムシート、これは以前パッキン用に買っておいた1ミリ厚の耐油ゴムシート。これを3センチ幅くらいにカット。

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モールディングの溝に石鹸水を塗る。

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ガラスの方にも石鹸水を塗る。

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石鹸水が乾かないうちに、ゴムシートでガラスを挟むように巻きながらモールディングの溝に差し込んでいく。

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ガラスの全体がある程度はまりこんだら思いっきりモールディングをガラスの方に引き寄せて奥まで差し込む。

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モールディングの曲がり部分とガラスの位置関係。オリジナルもこうだった。

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切れ味の良いカッターでゴムシートを軽い力で何度も引いて切る。力任せに切ると、強化ガラスといえど傷がつく。

カットはモールディングの奥めに食い込んで切る。

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新しいガラスが付いた。

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オリジナルにはコの字のゴムにビードのような線が付いていた。これを再現する。

モールディングの端とガラスの間に1ミリくらいの隙間を開けてマスキングする。

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ゴム用接着剤。靴底の補修に使うものだ。これに細いノズルをねじ込み、

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先端はコーキングしやすいように山形にカットする。

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コーキング前に脱脂剤で入念に施工部をクリーニングする。

コーキング開始。ゴム液が奥まで入るようにしっかりとノズルを押し付ける。

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接着剤の充填が終わったらへらで仕上げる。

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へらで仕上げたら直ちにマスキングを剥がす。

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ウエザーストリップの先端がモールディングから少し離れている。

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丸一日待って、ゴムが完全硬化してからこの隙間に接着剤を充填してテープで固定する。ゴムがはみ出しては困るところにはマスキングしておく。

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 丸一日待って、マスキングを剥がして完成。

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大変だったけどやればできる。

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失敗を恐れずチャレンジしよう。

ただし、準備は入念に! ^ ^

1971 マスタングマッハ1 クォーターガラスの交換1 取り外し

こんにちは。

 

マスタングのクォーターガラスは小さく、基本的に開け閉めすることはない。

そもそもマスタングはパーソナルスペシャティーカーなので狭い後部座席に人を座らせること自体がまれだ。

だからガラスに開け閉めによる擦り傷はあまりできない。今回交換するガラスも縦の傷は少ないが、飛び石によるかけがあるので交換することにする。

その様子を今日と明日、2回に分けて紹介する。

 

僕にとってクォーターガラスの交換など初めてで、やり方など知らない。

マスタングオーナーの複数の友人に尋ねたが誰もやったことがないという。こうなったら自分で考えながらやるしかない。

以前、名古屋の整備士さんにやり方だけ聞いたことがある。

 

クォーターガラスにはステンレス製のモールとゴム製のウエザーストリップが付いている。ガラスを交換するにはこれらをガラスから外さなくてはならない。

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まずはくたびれているウエザーストリップだ。ウエザーストリップはモールにスライドさせるようにはめ込まれていて、モール下部の曲がりに通すことでモールが抜けないようになっている。 取り外すには曲がった部分からゴムを抜かなくてはならない。

たいていゴムがモールに固着していたりするので精密マイナスドライバーなどを接触部分に突っ込んで貼りつきを剥がす。

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固着が剥がれたらウエザーストリップを上に抜き取る。ところが実際には固着がひどくて抜けないことが多いようだ。そういう時は勘合部にシリコンを吹き付けるなどして根気よく剥がすしかない。以前、整備士さんがやるのを見たことがあるが、最後はニッパーやラジオペンチなどでゴムをちぎりながら芯の金属板を引き抜いていた。

今回は意外にスムーズに抜けた。

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次にモールを外す。モールはゴムのようなものを挟んでガラスに取り付いているだけなので本来なら引っ張れば抜けると思うのだけど、どっこいそうは問屋が卸さない。

しっかり固着している。仕方ない。50年近く経っているのだから。

 

ヒートガンで温めてみるがびくともしない。

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次にシリコンオイルを付けたカッターや金属へらでゴムを切り離しにかかる。ところがカッターは刃が折れ、へらは曲がってしまう。

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力の限り引っ張るが全く動じる気配がない。

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もう一度ヒートガンで温める。温度は300度設定。急過熱しないように全体を温めながら温度を上げていく。そして引っ張る。 するとようやく動き始めた。

ゆっくりとモールを引き離していく。

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ゴム(ビニール?)はプラスチック状になってカチカチ。ガラスにも貼りついてボロボロになる。

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取り外したモール。細かな傷が無数にある。モールはガラスやウエザーストリップと違ってレプロが発売されていない。現有品を大切に再利用する。

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折角だからきれいに磨いて傷を取ってみよう。使うのはステンレス磨き剤。

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ステンレスの傷取りはかなりの重労働だ、なかなか傷は消えない。

ま、このへんでいいかな?

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以前、整備士さんが外したモールと比べてみると曲がり部分の折り曲げがオリジナルよりも開いている。どうやら以前、ウエザーストリップを取り外して交換したみたいだ。

だからすんなり抜けたわけだ。左が今回のモール。

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このままではまずいので直しておこう。溝がつぶれないように真鍮のフラットバーを溝に挟んでハンマーで叩く。真鍮バーはありあわせのものを使ったので4つ穴が明いているが目的とは関係ない。

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折角取り外した貴重なモールは洗剤で隅々までクリーニング。

 

明日はガラスの取り付けだ。

在所のお祭り

こんにちは。

 

きょうはカミさんの在所のお祭りで、お呼ばれに行った。

カミさんの在所は安城市の和泉町で車で15分ほど。

おじいさん(義父)が亡くなって、今は義兄の代だ。

親が亡くなると交流が無くなってしまう親戚も多いが在所は義父の生前と変わらずとても良くしてくれる。

お祭りや正月、お盆など、大きなテーブルに乗り切らないほどの御馳走でもてなしてくれる。

きょうもイセエビの刺身やイセエビの味噌汁。大間のマグロ赤身にトロ。箱寿司ヒレカツマツタケの茶わん蒸しにエビのかき揚げ。数え上げても覚えきれない。

当然、全部は食べられない。

 

義兄は昔から人にふるまうのが好きで、人がおいしそうに食べるのを見るのが嬉しいのだそうだ。

 

当然、在所の家族でも食べきれないのでお土産をどっさり持たせてくれる。

エビのかき揚げとヒレカツ三河湾の地蟹であるワタリガニ、これが濃厚で旨いんだ。

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今からこれをつまみにビールで一杯やるんだ。

あ~、なんと贅沢。

 

しあわせ。^ ^