館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

ジオラマの山作り

こんにちは。

きょうは昨日に続きガラス拭きをしようと思っていたんだけど、風が強く、風邪を引くといけないのでやめにした。

きょうはサンド体験のお相手と、ミニカーの製作をした。

で、前回の続きでジオラマの山の造形についてお話ししようと思います。

山をどうやって作ろうか、ずいぶん悩んだ。

細かい金網で下地を作り、その表面を和紙と糊で固める。でも、試しにやってみると金網が思うように形にならない。さらに金網は伸び縮みをしてくれないので立体造形は難しいことが分かった。

結局、発泡スチロールを積み重ねて山を作ることを考えた。等高線の考えだね。やってみると案の定、うまくいく。厚さ5センチの発泡スチロールを切りながら積み重ねていく。

カッターナイフでスチロールを上手く切れないことは分かっていたので熱線カッターを使うのだけれど、市販のものでは大きなサイズが切れない。自分で作るしかない。

f:id:mikawakougei:20141226012017j:plain 山道を手製ジグでカットする

スチロールを手だけでまっすぐにカットするのはとても難しいのでジグ作りは必須だ。2本の真鍮棒をガイドにして坂道を作る。

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山のすそ野から斜面を順番に積み上げていく。上の写真でカットした坂道は山の中腹にあるペンションへと続く道だ。ちょっと急な山だけど、スペースに限りがあるのでこれで行く。

 

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中央の青色は池、滝壺があるんだ。つまりここは滝。坂道が滝壺で分断されているので、ここには小さな橋を架けるつもり。

つづく