館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

1971 マスタングマッハ1 リヤアクスルOH2

こんにちは。

 

東和さんから帰ってきたアクスルシャフトを開梱した。

「う~ん、キレイ。」

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ところどころ地金が見えていたシャフトは全体が黒染めし直され、美しい。

スプライン(歯車のような溝部分)まで、ちゃんと黒染めされている。工業用の黒染めはアマチュアではできないからね。素直に嬉しい。

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ベアリングはもちろん新品。僕にはいちいち言わないけれど、圧入時、いろいろ工夫してくれたみたい。

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サビサビだったベアリングの押さえ金(四角のプレート)は錆を落とし、ユニクロームメッキが施されている。

組み立ててしまえば全く外部からは見えない部品なのだが、ここにこだわりが存在する。

 

僕がこのレストアを始めるときに東和さんに話したことがある。

「100%オリジナルでなくてもいい。むしろ新車を超えるようなイカしたマスタングにしたいんです。」

東和さんはその気持ちをちゃんと覚えてくれていて、僕が気付かないところまで手を入れてくれている。それは東和さんのこだわりでもあるのだ。

ある意味、東和さんもアーティストだ。

 

因みにベアリングの状態はというと‥、

www.youtube.com

 

 

 

 

大満足の仕上がりだ。

東和さん、ありがと~!