こんにちは。
東和さんから帰ってきたアクスルシャフトを開梱した。
「う~ん、キレイ。」
ところどころ地金が見えていたシャフトは全体が黒染めし直され、美しい。
スプライン(歯車のような溝部分)まで、ちゃんと黒染めされている。工業用の黒染めはアマチュアではできないからね。素直に嬉しい。
ベアリングはもちろん新品。僕にはいちいち言わないけれど、圧入時、いろいろ工夫してくれたみたい。
サビサビだったベアリングの押さえ金(四角のプレート)は錆を落とし、ユニクロームメッキが施されている。
組み立ててしまえば全く外部からは見えない部品なのだが、ここにこだわりが存在する。
僕がこのレストアを始めるときに東和さんに話したことがある。
「100%オリジナルでなくてもいい。むしろ新車を超えるようなイカしたマスタングにしたいんです。」
東和さんはその気持ちをちゃんと覚えてくれていて、僕が気付かないところまで手を入れてくれている。それは東和さんのこだわりでもあるのだ。
ある意味、東和さんもアーティストだ。
因みにベアリングの状態はというと‥、
大満足の仕上がりだ。
東和さん、ありがと~!