こんにちは。
庭師さんから3月中に庭木、特に松に合剤の消毒をしておくようにと宿題をもらっていたのだが、忙しさでなかなかできなかった。
その上エンジンポンプの回転数が不調で途中でエンジンが止まってしまうのだ。恐らく燃料系のトラブルだ。燃料タンクからキャブレターに至る経路を点検する。
初めにガソリンをタンクから抜いてタンクを外す。ガソリンはすでにオレンジ色に変色していて異臭がする。
1年に一度しか使わないわけだから仕方ないか。
タンク内部は錆だらけで指を入れて擦ると錆の粒が指先に付くほど。これは燃料系に間違いない。
燃料ホースを外すとゴムのホースは劣化していてボロボロと崩れる。
これがキャブレター。下のタンク状の物は燃料フロートのカップだ。
カップを外してみる。粉状の錆が溜まっている。カップはアルミ製なので恐らくガソリンタンクから運ばれてきたものだ。
錆だらけのタンクを補修しなくてはいけない。POR15のタンクリペアーキットを注文して品物が届くまでの間、他の作業をしよう。
マフラーがサビサビなのでついでに綺麗にしておこう。以前塗った耐熱塗料のシルバーがものの見事に剥がれている。
サンドブラストで錆除去。ステンド用の黒染め液で黒染めする。黒染めは黒錆びと言って錆びにくい安定した錆なのだ。
全体を黒染めして水洗い、乾燥させる。
この後耐熱塗料のシルバーを塗る。