館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

大祓(おおはらい)

こんにちは。

きょうは今年最後の神事「大祓」(おおはらい)が富山神明社で執り行われた。

大祓は6月と12月の年2回行われる、半年間の穢れや厄を払って無病息災を祈る儀式である。

 

僕はこういう神事が好きだ。神妙な気持ちになり心が落ち着くのだ。

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ここにいる役員のほとんどが生まれも育ちも富山町の人で、幼い頃はこの富神で遊び、沢山の思い出があるはずだ。

僕もこの富神では2度怪我をした思い出がある。一つは拝殿の石段から飛び降りて間接を痛め半年ほど接骨医に通った。二つ目は誰か友達から背中を押され、倒れた拍子に茶碗のかけらか瓦のかけらか何かで額を切った。その傷は今も僕の額に残っている。

 

町内会長を引き受けるということは町内のもろもろの行事を受け持つことで、言ってみれば煩わしいことでもある。だからたいていの人は仕事があるとか忙しいとかでかたくなに断る。

僕の場合は町内会長を10年もやった父を持つカミさんの勧めで、町に対するご恩返しのつもりで引き受けた。

正直、煩わしいと思うこともあるが、嫌なことばかりでも実はない。

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役員さんたちと行事の度に重ねる親交は、機械が好きで人を苦手としてきた僕にも少しずつ人付き合いの楽しさを気付かせてくれる。

先日、僕の友人が長野に引っ越す話をしたが、僕は生まれたこの富山町が好きなのでここに骨を埋めたいと思う。

西尾は税金が高くて困るが、それを除けば愛すべき街だ。

 

ご恩返しのつもりであと3年間のお役目を果たそうと思う。