館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

モリ三兄弟

こんにちは。

 

愛知万博の開催された2005年当時、万博ブームにあやかろうと、万博のマスコットキャラクターであるモリゾーとキッコロに似せた木の飾りつけをしたことがあった。

その後台風などの悪天候で目玉が飛ばされたりして飾りつけをやめてしまった。

今回、名古屋地区のケーブルテレビの取材を受けるにあたってモリコロみたいな飾りつけはまだあるかと聞かれたのだ。

 

今はもうやっていないとお答えしたのだが、これを機会に急きょ飾りつけをすることにしたのだ。

飾り付けるのは3本のカイズカイブキと右端のコノテガシワだ。

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目玉は発泡塩ビとカッティングシートで作ったが、これを木に取り付けるとなると、なかなかやっかいだ。

いろいろ考えた挙句、太いなまし針金と木の角材で取り付けることにした。

角材の隅っこに木ネジを締め込むときは、バイスで角材を締め付けてやらないと角材が割れてしまうことがある。

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屋外で風雨にさらされることから角材の切り口にエポキシのクイックメンダーを塗る。木は切り口から腐っていくのだ。

塗装だと乾燥するまで数時間触れないが、クイックメンダーなら10分ほどで触れる。

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キッコロの目玉はアクリルの半球に黒の塗装をして作った。

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取付けが完了したのは午後9時過ぎだった。

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取材よりもお客様が喜んで記念撮影してくれるのが楽しみだ。