こんにちは。
先日、寒い夜にオイルパンの塗装をしたのだがやっぱり良くない。
前にも書いたが、クロムメッキは美しいが、表面には微細なピンホールが無数にあって、これが錆の元になる。
そのため、生鉄板よりも塗料の密着は劣るがクリア塗装をした方が錆には強くなる。
ミッチャクロンを下塗りした翌日、クリアを吹いた。
その時の気温が7.9℃だった。8℃以下は塗装が難しいとは聞いていたが、急ぎでもあったため実行した。
塗装直後は全く問題なくきれいだった。塗膜が薄いと密着が劣るためやや厚塗りした。
ところが15分くらいすると角の部分に塗料がたまり始め、うっすらと垂れ始めた。
これが春先、12℃もあれば15分もすれば硬化が始まっているので垂れたりはしない。
さらに30分もするとしっかり垂れた。
こうなってからでは直すすべがない。寒さで硬化が遅くなるため失敗につながった。
一日ずれれば12℃あったのでこんな失敗はしなかったはずだ。
他は特に問題が無いため、車体の下で特に目に付くところでもなし、これでヨシとする。塗装を剥がしてやり直したところで傷が付き、もっとひどい仕上げになるだろう。
もっとひどいのはエンジンマウントだ。
脱脂剤で何度も丁寧に拭き上げたが、ゴムの離型剤が付いていて、結局取れてなかったようだ。ワックスが塗料をはじいてひどいありさまだ。
こんなのやり直しの仕様がない。これも単なる錆止め。目に触れるところではなし、このままいくしかない。
塗装は難しい。😢