こんにちは。
母屋の劣化したシティー瓦を塗装し始めてはや3年になる。
ハケ塗りシーラーと瓦塗料との相性が悪いのか、塗料がべろべろと剝がれてきている。このままでは見苦しいので塗装のし直しをしようと思うのだが、屋根瓦の塗装はなかなかタイミングが難しい。
真冬の寒さには耐えられないし、北風が吹きすさぶ中では塗装はできない。
夏はそれこそ屋根の上は灼熱地獄で、ともすれば脱水症状や熱中症で死の危険すらある。
だから一年を通して僕ら素人が塗装できる日は数えるほどしかない。
屋根に上がって気づいたが、シティー瓦の劣化は止めようがなく、上塗りした塗料の薄皮の下はまるでパイ生地のようにパサパサ。新たなひび割れもできている。
塗装準備のため研磨パッドでこするとボロボロと粉状になって飛び散る。
とりあえず磨いて明日には浸透造膜シーラーを塗る。これはもう応急処置のレベルの作業だ。
10年は持ちこたえてほしいと思って始めた塗装だが、労ばかり多くて功少なし。
数年のうちには和瓦に交換する必要がありそうだ。