館長の気ままな日記

三河工芸ガラス美術館の館長(オーナー) " カズ " こと神谷一彦の勝手気ままな独り言です。

三河工芸の館長が書く日記です

A/Tバルブボディーの交換

こんにちは。

 

マスタングオートマチックトランスミッションの調子がおかしい。

ゆっくり走り始めてもすぐにシフトアップしてしまうのだ。

レストアする前にはこんなことなかったのだけれど。

 

整備を依頼した名古屋市にある〇ントラル〇ービス〇テーションはとにかくひどい整備で間違いだらけ。

支給した部品は紛失するし、サスペンションの左右付け間違いや、パーキングブレーキのシューにグリスが塗ってあったり、ブレーキが左右付け間違いなど、バカかと思えるような間違いだらけ。ウエザーストリップも左右付け間違い。これも剥がして新品を付け替えだ。

これらのせいで僕は全部自分でやり直している。

 

思えば〇ントラル〇ービス〇テーションは作業者がい80前後の老人ばかりで90歳になる工場長は去年亡くなった。

作業も雑で、きれいに塗装したパーツをアスファルトの上に無造作に置いたりして、新品であろうがお構いなし。パーツは傷だらけだ。

整備士はある程度若くないとだめだと思い知った。

 

ミッション不調の原因は分からないが、部品の欠落かもしれない。所沢市の友人のアドバイスで変速をつかさどる「バルブボディー」を交換してみてはどうか?ということになった。

 

ミッションのオイルパンを外してバルブボディーを露出させる。

 

8本のボルトを外してバルブボディーを取り外した。

 

バルブボディーを外したミッション下部。

中央上あたりにあるシルバーのレバーが室内のシフトレバーと連結されていて、バルブボディーの中でオイルの流れを変えるようになっている。

 

新しいバルブボディーを取り付ける。ストリートファイター社製だ。オリジナルの新品は無い。

重たいバルブボディーを一人で交換するのは大変なので束用のジャッキでボルトを取り付ける間支えてもらう。これならバルブボディーを手で支える必要が無く、両手を使える。右中央は僕の手だ。

 

この時先ほどのレバーのコロがバルブボディーのピンバルブの切り欠き溝にはまっていなくてはならない。

 

締め込みはトルクレンチを使う。アルミへのМ6締め付けは4.3ニュートン・メートルらしい。

 

あとはオイルパンだ。

必殺錆封じを塗ってから3日目。ようやく乾いてきたのでマスタングブルーを吹く。

けっこうへこみがあるが、見えないところだし、これでヨシとする。

 

綺麗に塗れたと思う。

そこいらの整備屋より僕の方が塗装はうまい。

 

1週間くらい乾燥させてからオイルパンを組み付ける。